イー・ウーマン（ewoman）

被災地応援ファンドなど（らふぃき・33）

当初はなかなか東北までボランティアなどで足を運べないことをもどかしく感じていましたが、「被災地応援ファンド」に寄付＋投資することで、共感している中小企業の方々の復興を支援したり、牡蠣オーナーになることで生産者の方の生活を応援したりしています。また来週は数日間だけですが、福島近辺の親子を滋賀に招いて思う存分遊んでもらう「保養キャンプ」のお手伝いにも行ってみる予定です。

私が続けていること（ｋayu・広島県・37）

募金です。そして、最近は、福島応援チャリティーコンサートに行ったり、自分ができる範囲の事を続けています。何をさせていただくにしても、心を込める事を大事にしたいと思っています。そして、子ども達にも復興支援の大切さを伝えるようにしています。自分達ができる事を考え行動していきたいです。

大好きな宿に定期的に訪問（aindgblue・東京都・35）

震災直後、ボランティアに行った場所で出会った旅館があります。今はボランティアではなく、一観光客として定期的に来訪しています。「旅館を続けたい」という女将さんの思いを応援したいという気持ちからでした。復興支援と感じていたこともありますが、今は自分自身がリラックスできる大好きな場所に変わっています。

遠回りかもしれませんが（Smile・32）

働くこと、これが私が行っている支援です。直接被災者の暮らしの支援に繋がらないかもしれませんが、働くことで日本経済に貢献し、その利益が復興支援につながっているといいなと思っています。また、実家のある茨城も被災しました。できるだけ何度も足を運ぶようにして、地元のレストランを利用したり、食材を購入したりと、被災した地域の経済復興への貢献も微力ながら行っているつもりです。

震災支援は一時的な流行だった？（Lucylucy・宮城県・37）

先日、小さなイベントを行い、集めたお金は、被災地に桜を植える活動に使いました。被災した宮城県の中でも、沿岸部とそうでない地域は全く温度差があります。近くに住んでいるのに、一度も被災地に行ったことがない、という人もいて驚きます。震災支援は、一時的な「流行」だっただけのように感じます。残念ながら、日本のほとんどの方は震災のことは忘れてしまったと言ってもよいと、私は思います。

歌で支援（ayaPa・神奈川県・37）

WAVOC presents 東日本大震災ボランティア支援 アカペラコンサート　出演グループ オーディションに参加する予定です。私はもともと歌が大好き。その歌で東北のために、多少なりとも関われるなら、本望です。これから大切なことは、大震災を風化させないこと。そのためにも私がこれに参加することで、私の周囲の方に震災を改めて思い出してもらえるきっかけになれば……と思い、参加します。

被災地の現状を知り寄付をする（Linden・海外・その他・37）

ネットや新聞で被災地の様子や問題などを日々できるだけ読んでいます。そして信頼、共鳴するNPO団体への寄付が、今私がしている復興支援です。しかし、長期的な被災地の支援、そして日本の未来へ向けてさらに私ができることは？と自問してみるとまだ答えが出てきません。興味がある復興支援には、心のケアと子どもたちへの教育やスポーツ活動があります。この会議を通して、まず何が今復興に新しく必要とされているのか、私ができることがまだ何かあるのではと考えてみます。

寄付や物品購入はしていますが（tibiko・大阪府・43）

セキュリテ被災地応援ファンドへの出資、NPO団体への寄付、東北の物産展での商品購入、ベルマークをファミリーマートの回収ボックスに入れるなど、できることはやっているつもりです。本当は被災地にいくこともできればよいのですが、体力的に不安な為できていません。また、さらなる支援の記事をみると、支援はしたいという気持ちもありますが、収入の全部をつぎ込むわけにもいかず、それだけの金額を稼げる能力もないので、歯がゆさを感じています。

寄附は10年は続けたい（qyf07416・東京都・45）

仕事や子育てのため、現地にはなかなか行けないので、まずは被災地のことを忘れないことが大事と思う。震災の年には当然いろいろな団体に寄附したが、その後も毎年、住んだことのある大船渡市と岩手県にふるさと納税をしている。これを続けたい。

被災地へお金を回す（laila・東京都・43）

社会インフラの再構築のためには、とにかく被災地にお金を循環させることが必要だと考えています。そのために、定期的に被災地の物産を購入しています。「根拠なき風評被害を絶対阻止する！」という意味も込めています。

何もできていません（Qingmu・海外・その他・40）

昨年から海外に来ているせいもあって、今は何の復興支援もできていません。家の中で政府の対応について文句を言っているだけです。それでは何にもならないと思っています。行動を起こさなければ。木山議長の「復興は、誰が進める？」という言葉が胸に刺さります。

普段の生活に取り入れる（mr-mama・北海道・37）

東北の復興支援に携わりたいと思っていても、日常の生活、育児、仕事がどうしても優先されてしまい、なかなか取り組むことはできません。また、募金なども日常とは別の特別なことになっている気がします。こういった支援は世界中でいつの時も必要とされているので、「支援」を日常に取り入れる工夫が必要だと思います。学校や企業など普段関わっているところが主体となって運営業務の一環に支援を取り込めば、自然と生徒や労働者など大勢が関わっていくようになるのではないでしょうか。

たくさんの投稿をありがとうございます。YESの方々は、寄付、投資、現地訪問、キャンプに参加、知る、物品購入、イベント実施、歌、など、本当に様々な形で続けていらっしゃることが判り、嬉しく思いました。一つの行動にも、様々な意味と気持ちをこめて実行されているので、これを読まれたら、どんな立場の方でも大いに励まされますね。
NOの方々も、『無関心』なのではなく、自分なりにどうしたらよいかを考えて下さっているので、こちらにも勇気づけられました。
 
ところで少し話はそれますが、もちろん、なるべく多くの方に復興支援に関わって頂きたいです。同時に、関わることができない人もいるということは当然のことです。全ての人がいつも全力で復興支援に携われる訳ではありません。
『できることをできる範囲で』という姿勢でないと、支援すること自体が苦痛になったり、できないことに罪悪感を持ってしまったりするようです。罪悪感は全く必要ありません。人それぞれに異なる事情があることは、被災された方々も理解されています。是非、罪悪感は払拭していただきたいものです。
 
て、皆さんが今続けていらっしゃる支援が、予想以上に熱い思いと工夫に満ちたものだったので、本当に復興に役立っていると感じました。自分の支援が何かの役に立っていると実感できたら続けやすいのではないでしょうか。そこで、次の質問、
 
どんな支援が有効で、適切なのか、みなさんはどう思われますか？

• 2013.04.01
• 木山啓子 特定非営利活動法人ジェン（JEN）理事・事務局長