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会議番号:3238 開催期間 2013年05月31日- 06月07日
「難民」について、意識したことありますか? こんにちは。国連が「世界難民の日」と定めた6月20日が近づいてきました。昨年に引き続き、「『難民』について、意識したことありますか?」という同じテーマで皆さんとご一緒することになりました。こうした社会意識を定点観測することは、とても意味がある貴重な機会だと思います。どうぞお付き合いのほど、よろしくお願いいたします! 世界では大規模な紛争が後を絶ちません。シリアの紛争は泥沼化する一方で、国境を越えてレバノン、ヨルダン、トルコなどに逃れた難民の数はすでに150万人を超えています。 では日本はどうかと言うと、日本にまでやってきて「自分の国では安全が保障されない。日本で難民として保護してほしい」と希望する人の数も増えています。昨年は2545人と、日本で1982年に希望者が難民にあてはまるかどうかを審査する制度が始まって以来、過去最高を記録しています。しかしながら、難民と認められた人の数は18人に下落し、認定される率としては過去最低水準になっています。 私たちが日ごろ何気なく接している著名人にも、故郷を追われた難民・難民出身者が大勢います。例えば、今年生誕200年で何かと話題になるドイツの作曲家のワーグナーも、革命運動に参加したものの失敗し、ドイツを逃れてスイスで亡命生活を送っていた時代がありました。 長年「難民支援活動」を仕事としてきたので、自然とアンテナに「難民」のことが引っかかってしまうのですが、皆さんは難民について、意識したことありますか? ある方は、どんなきっかけで、どんなことを意識したのでしょうか? ない人は、全く気付いていないのか、それとも関心がないのか、他にもっと大切なことがあってそんなことを考える余裕はないのかなど、是非お聞かせください! ★根本議長の著書をご紹介します。『日本と出会った難民たち――生き抜くチカラ・支えるチカラ』『ふるさとをさがして〜難民のきもち、寄り添うきもち〜』『ブータン「幸福な国」の不都合な真実』★こちらもお読みください〜根本議長の過去の円卓会議より・「難民」について、意識したことありますか? (2012年6月実施)・女性の人権、守られていますか?・国際女性デー、知っていましたか?
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