イー・ウーマン（ewoman）

世界の情勢に目が向くように。（SallyChan・東京都・44）

まさしくNISAで初めての株式投資に挑戦中です。ニューヨークの株価の景況や先物市場の動向、世界の情勢によって日々株価が影響していることを知り、ニュースも新聞も経済中心の生活に。日々の買い物でもこれはヒットしそうだなとか良いお店だから業績もよくなりそうだなとか、いままでとまったく違った視点をもてるようになったのは大収穫です。原油安で商社株にどう影響しているかなども気にかかっています。

卵は一つのカゴに盛るな（レッズ・埼玉県・34）

株式と債券の投資信託、ラップファンドで運用をしているので、金融市場の動向には関心があります。今後はREIT、株式投資にも挑戦しようと思っています。卵は一つのカゴに盛るな、という格言の様に、資産はなるべく分散していきたいです。そのためにも少しずつ勉強をして、挑戦していきたいと思っています。物価については、日銀の予測までには到達しないまでも緩やかに上昇していくと推測しています。

目の前の物価は高くなる（ayaPa・神奈川県・39）

金融市場の動きは非常に興味があります。昨年11月より、月二回投資セミナーを受けており、毎日、日経平均と外国為替のドルとその要因を記録しています。また、まさに本日、ソフトバンク劣後社債を購入したところです。物価について私の見立てでは、今後上がると思っています。というのは、オリンピックまで景気は徐々に良くなり、給与が増え、ちょい贅沢消費が流行ると思ったからです。

極端な円安是正と正常な市場！（シンゴパパ・静岡県・47）

私は、極端な円安を注視しています。円安により日本の株が割安になったので、株価が上がるのは当然で、それにより見かけの資産が一部投資家に有利になっていますが、円の価値が下がる＝日本の経済力が下がる方向なわけですから、適切なレートに早く戻ることを期待します。日本の国債を日銀が買うといういわゆる「異次元の金融緩和」は異次元＝おかしい、わけですから、早く正常な金融市場に戻って欲しいと切に願います。

為替（marco302・海外・その他・43）

私は海外に在住しているので、一番気になるのは為替です。日本との取引が多いため、円ドル相場が大きく影響します。円安の今は日本からの発注が減る傾向にあり、日本向け製品の価格の見直しを余儀なくされています。また、外貨で支払われる給与もあり、スイスの一件から円安基調予測がどうなるのか気をもんでいます。

DCプランの結果に差が（DiamondBar・東京都・46）

年金の一部がDC（確定拠出）になっており、自分で運用商品を選ばなくてはなりません。昨年来の株安と円安で、日本株や海外資産に投資していた人はかなりパフォーマンスがよかったようです。一方私は国債やＭＭＦなどの安全資産を選んでいたため、これらの人達とのパフォーマンスに大きな差が出ました。ほかの運用商品に切り替えるべきか、切り替えるならどれがいいのか迷っています。

中長期的な傾向だけを見ています（blueberry53・大阪府・58）

金融は経済の血となるべきものでもあり、また、金融市場の影響は自分の企業や個人資産にも影響しますので関心は高いです。ただ、巨額資金を持つファンドの影響から金融工学的な面も含め、私は一般の人間からは遊離し専門的なものになりすぎている気がしています。また、ギリシャ問題をはじめ政治に左右されすぎていると思います。このため、市場の変化など余り短期的に考えずに少し長い目で見ておくようにしています。

401Kは気になりますが（あきんぼ・東京都・48）

４０１Kの年金運用状況は気になるのですが、日々の生活に追われ運用内容の見直しもできていません。

皆様、たくさんの投票・投稿をお寄せいただきまして誠にありがとうございます。
 
今のところ８割の方がYESということで、金融市場の動きに注目している方はとても多いようですね。投稿の内容も非常に具体的かつハイレベルなものばかりで、円卓会議の議長としては嬉しい限りです。
 
振り返れば、かつては基本的に円高のトレンドが続き、経済はデフレーション（デフレ）の状態にありましたから、たとえ金融市場に関心があっても具体的に対応するのはとても難しい状況でした。円高トレンドの下では多くの外貨が見る見る値下がりしますし、デフレの下では賃金の水準もなかなか上がらず、株価の動きも低調でした。そんな状況下では段々と金融市場への関心も薄れがちになってしまいます。
 
ところが、ここ数年は私たちのおカネを取り巻く状況も一変しました。アベノミクスが進める「円高是正・デフレ克服」が大きな流れとなったうえ、少額投資非課税制度（NISA）が導入されたことなどもあって、多くの方々の関心が外国為替や株式、債券などの市場に向けられやすくなりました。
 
SallyChanさんは「NISAで初めての株式投資に挑戦」、ayaPaさんは「本日、社債を購入」とのこと。今まさに行動を起こし始めている方々からのナマの声が届いています。「今後はREIT、株式投資にも挑戦しようと思っています」というレッズさんのように、すでに具体的な行動に出ておられて、さらに視野を広げようとしておられる方々の積極的な姿勢も垣間見られます。
 
もちろん、目の前の物価が上昇し始めてきていることによって、止むに止まれず積極的におカネを管理・運用するための方策に関心を抱かずにはいられなくなったという事情もあろうかと思われます。実際、DiamondBarさんのように「国債やＭＭＦなどの安全資産ではパフォーマンスが見劣りするので、ほかの運用商品に切り替えるべきか迷っている」という方も少なくはないでしょう。
 
とはいえ、積極的なおカネの運用というものにはリスクが伴うことも事実です。blueberry53さんが指摘しておられるように「巨額資金を持つファンドの影響」に金融市場が揺すぶられている部分もあり、そこは慎重な対応が求められるところでもあるでしょう。
 
さて、引き続いて皆様にお尋ねします。
いま、あなたは最近の金融市場の動きに関心がありますか。
YESあるいはNOのお答えに添えて、その具体的理由をお知らせいただけたら嬉しく思います。また、YESとお答えの方のなかで、とくに注目しておられる市場がございましたら、その理由も併せてお知らせください。

どうぞ、よろしくお願い致します。


★田嶋議長の過去の円卓会議より
・あなたの生活、景気が良くなってきましたか？
・金（ゴールド）、持っていますか？

• 2015.02.02
• 田嶋智太郎 経済アナリスト、日経CNBCコメンテーター