イー・ウーマン（ewoman）

やっと年齢相応？の声質に（るんちん・東京都・43）

子どものころから女性の割には低い声だといわれて、年齢より上にみられがちでした。が、20代の未経験職で仕事をしていた時、電話だけでやりとりしていた取引先の方に「ｘｘさんだから安心してお願いできるよ」と信用されていた感じでした。実際お会いした時にその方より年下だとわかるとフレンドリーになって仕事がやりやすくなったのもいい思い出です。40代になってやっと年齢相応になったようで、発言内容にも安定感があるとプラスに見られることが多いです。

小学校の懇談会で（えこりん・神奈川県・40）

進級した娘の新しいクラスで懇談会があり、親が一言ずつ挨拶する場面がありました。挨拶なので内容はほとんど無くとも、話し方、声のトーンでその人となりが感じられました。役員決めがあり私も役員になったのですが、長年役員をやっている方は、声もしっかり通り、話し方もきびきびとして、聞きやすく、内容も分かりやすかったです。見習っていきたいと思います。

声から感じる多くの情報（銀木犀・55）

幸いなことに、声はよく褒められます。落ち着いていて心地の良い声、安心感のある声と話し方。ですからYesに投票しました。でも、自分で努力して得たものではないので、幸運だったなといつも思うだけで、人にコツを伝えることはできません。甲高い声、周りに聞こえないような小さな声あるいはせかせかした話し方は個人的には苦手です。なにか、公明正大でない人のように感じるからではないかと思います。

特徴と対策（真打ち・栃木県・46）

声に特徴があり、名前が分からない場合「あの、頭のてっぺんから出てるような声の人」と、声質を言う事で双方の記憶を引き出し、合致させる人がいる。失礼だと思いつつ、声の印象で人物を記憶している場合は多い。私の声は、低い。挨拶や人前で話す場合は、声に笑顔を乗せる意識で重くならないよう気を付けている。

自信を持って大きな声で（しろえちゃん・宮城県・45）

声と表情ってやはり比例してくると思うんです。自信が無くおどおどすると、声も低くなり歯切れも悪い、相手にとっては不安要素しか生まれない。少しハッタリでも良いのでは？と言う位に、先ずは安心させてワンクッション置くためにも、ハキハキと相手の言葉を受け止める声で接する事によって信頼を得られると思います。

発声は「ファ」の音で！（めぐっち・46）

アナウンサーに憧れていた私は小さい頃から発声練習や好きなアナウンサーの話し方を真似していました。先日、セミナーで挨拶などは「ドレミファソラシド」の「ファ」の音で発すると、溌剌とした印象になるそうです。仕事がら、人前で話す機会が多いので、女性ながらの甲高い声ではなく、落ち着いた印象を与えるように努力しています。

クセのある声（SallyChan・東京都・45）

クセのある声ですので万人受けはしない声です。それが信頼されるか否かとは違うとは思いますが、いわゆるスピーチ向けの声ではないと判断してNOと答えました。ただし私はスピーチ向けの声というのがうさんくささを感じるときがあり、あまり好きではないですし、きちんと話そうとする姿勢がみえる、その個性が感じられる声が好みです。

パワーがまだ足りないです（リンダ山本・海外・その他・55）

ヨーロッパ在住ですが、特に白人の人と話すときに、自分の声が小さく、パワー不足で、そのために正しいことを言っても信頼してもらえなかったことがありました。白人は、日本人にくらべて声が大きく、外国語を話す際も、ひどい？発音でも、文法に間違いがあっても、堂々と大きい声で話すので、言った内容も説得力があるように聞こえがちと思います。自分の声、なんとかしたいです。

今回の円卓会議のテーマ、「あなたの声、信頼される声ですか？」に、早速投票・投稿いただき、ありがとうございます。1回目の集計では6割以上の方がYes。この結果は予想以上で、気持ちも高まるスタートになりました。Yes、Noに関わらず自分の出している声への意識が高く、声の大切さを実感されていることが伝わってきます。
 
声は人に考えを伝えること、コミュニケーションの基本の手段です。何気なく出している声ですが、声によって伝わり方や相手の理解も変わってしまう、大事な伝達手段です。この円卓会議で、声の重要性を皆さんと議論し、確認していきたいと思います。
投稿の中から、声に関する大事な要素をご紹介します。
 
１　低い声だが年齢が40代になり、発言内容にも安定感があるとプラスに見られることが多い（るんちんさん　東京都）
２　話し方、声のトーンから人となりが感じられる（えこりんさん　神奈川県）
３　落ち着いて心地よい声、安心感がある声と話し方とほめられる。甲高い声、周りに聞こえないような小さな声、せかせかした話し方は、公明正大な人でないように感じる。（銀木犀さん　長崎県）
４　声の印象で人物を記憶する（真打ちさん　栃木県）
５　自信がなくおどおどすると、声も低くなり歯切れも悪い。相手にとっては不安要素しか生まれない（しろえちゃんさん　宮城県）
６　女性ながらの甲高い声ではなく、落ち着いた印象を与える声（めぐっちさん　福岡県）
７　クセのある声は万人受けしない。きちんと話そうとする姿勢が見える声、個性が感じられる声が好み（SallyChanさん　東京都）
８　ヨーロッパで白人と話す時に、自分の声がパワー不足で、正しいことを言っても信頼してもらえなかった（リンダ山本さん　海外）
 
皆さんからのコメントの共通点は、「相手に伝わる、理解してもらえる声であること」です。心地よく安心して聞くことができる、落ち着いた声。気になるクセ、違和感、不快感がないこと。しっかり耳に届く適度な声量。明るくクリアな声等。
 
このように相手に受け入れてもらえる声が、信頼される要素と言えます。声そのものは、生まれ持ったものですが、環境や発声法によって変わっていきます。身体が楽器となって声が出ますので、コンディションも影響します。声は人となりや心を表すものですから、信頼を与える声を身につけ、コミュニケーションを深め、お互いの関係を良好にしたいですね。
 
次回からは、具体的な発声やポイントなどもお伝えしようと思いますが、みなさんは、自分の声の特徴をどう考え、どんな声を出したいと思っていらっしゃいますか。
 
「あなたの声、信頼される声ですか？」についてお答えいただき、YESの方も、NOの方も、まずはご自身の声をよく観察してみてくださいね。投稿をお待ちしています。




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★菅家議長の過去の円卓会議より
・自分が話している時の顔を、見たことがありますか？
・あなたの声、仕事での信頼を高めていますか？
・自宅で、しっかり声を出していますか？

• 2016.04.11
• 菅家ゆかり フリーアナウンサー、表情アドバイザー・フェイスエクササイズ講師、声とことばの磯貝メソッド®正講師