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会議番号:3392 開催期間 2016年05月20日- 05月27日
活発な投票・ご意見、ありがとうございます。やはりオリンピックへの関心は高いようです。それだけに失望感も大きいのでしょうか。「見送りやむなし」につながるNOが、「それでも開催」のYESの倍ありました。 NOは、大きく分けると二つの考えがありました。一つはレッズさんの意見。 「日本をよく見せようとアピールするのに多少お金が掛かるのは仕方がない」と招致活動には理解を示しながら「裏金はフェアではない。日本のイメージを悪くしてまで開催しなくてもいい」という主張です。 今回の「不透明なカネ」がバレたのは、ドーピングに絡む調査とは皮肉です。選手は誰しも「勝ちたい」。でも薬物を使って勝つのは厳しく禁止されています。ドーピングがバレれば選手生命が断たれるほど厳しい制裁が科せられます。 誘致合戦も競争です。選手に「公正さ」を求める競技団体が、招致活動でズルするのが許されるでしょうか。招致委員会のトップはJOC会長です。 NOのもう一つの考えは、abbyiさんの「東京に誘致すること自体に疑問を感じていた。不正にお金を遣っていたのなら尚更許せない」という意見。そもそも東京五輪はやるに値するイベントなのか? という根源からの問いかけです。今回の一件で「五輪不要論」が高まるかもしれません。 YESはZonnetjeさんの「経済効果を上げるための努力に集中するほうが得策」という実利に目を向ける意見。シンゴパパさんも「入り口の誘致で『誤った使い方』をしたのだとすると、それをどう活かすか?」も、やってしまったことを嘆くより、これからを考えよう、という前向きな姿勢です。 ただ、今回の問題は「膿包が破れただけ」(mira220さん)という厳しい指摘があります。YESのりさきさんも「おもてなしの心、美しい日本になるためには膿をだし、少しでも選手達が力を出し切れる場にすることが私達の責任」と指摘しています。「膿を出す」。その通りですね。しかしスポーツ大会に絡む疑惑は今に始まったことではありません。JOCをはじめ誘致関係者や政府は「競技の裏に広がる闇」を晴らすことができるでしょうか。どうすれば「膿」を出せるのか。あなたはどう考えますか? ★山田議長の過去の円卓会議より・五輪・パラリン。アスリート・ファーストに戻せますか?・本土の人は、沖縄に冷淡だと思いますか?・安倍首相の外交、支持しますか?
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