イー・ウーマン（ewoman）

つい先ほど知りました（こはく・東京都・44）

昼休みにTwitterを眺めていたら、TLに上がってきました。「女性らしさの弊害」について書かれていて、女の子を育てる時に女性らしさを求めすぎると、その子が実はLGBTだったときにたいへんなことになるという趣旨の投稿でした。ところで女性らしさとは何だろう？と思ったので、今日は考える日にしたいと思います。

何をすればいいのか（DiamondBar・東京都・48）

毎年の議長の投げかけで国際女性デーは知っていましたが、何をすればいいのかわからないというのが実状です。日本のオフィスでは特に何かをするというのは今のところありません。今年はこの日にベトナムの提携先を訪問する予定なので、午後に打合せは可能なのか（中国では女性は午前中のみの勤務でした）、男性として何かしなければいけないことはないのかをあわてて調べているところです。

逆差別でなくてホッとしました（morning1967・東京都・49）

国際女性デーは、今年の新聞の広告で初めて知りました。最初、目にした時は「女性デー」ということで、未だに女性を盛り立てる日を敢えて作らなければならないのか、と残念な気持ちでした。ただ、もしかして国際男性デーもあるのかと調べてみたら、これがあるんですね!! 女性も男性も平等に感謝しあう日があると分かり、嬉しくなりました。今後日本で、母の日・父の日のように、女性デー・男性デーが根付き、お互いに感謝し合える日として盛り上がって欲しいと思います。

円卓会議で知りました（cheetan・千葉県・47）

根本議長の円卓会議で知り、かれこれ3年？になりますが、考えれば考えるほど旧態依然とした現実に絶望しそうになります。残業できない社員は管理職に推薦できない、という意味のことを言われ葛藤する日々です。家事育児介護を全面的に担当する誰かが家庭にいない者は管理職になれないのが、私の勤務先の現状です。

継承（真打ち・栃木県・47）

女性管理職の増加で、平均所得(女性)が上昇。ウィメノミクスは、総合的に評価できると思う。しかし、私は初め抵抗があった。能力とは別に、義務的な配慮で登用されるのかと。私自身、どうにも腑に落ちない人事を体験。経験はあったにせよ「これがウィメノミクスか」と複雑な心境に。しかし仮に、採用動機が女という理由だったにせよ「選ばれたこのチャンスを活かそう！」と考えを切り替えた。自分の足跡は、後輩の為にも整備して残すつもりだ。

もちろんです！（kko・海外・その他・51）

最初はこの円卓会議で知りました。翌年は確か、Twitterでフォローしているヨーロッパのスポーツ選手が「Happy International Women's Day!」とつぶやいたので思い出しました。そのあとは、3月が来るとなんとなく思い出します。もう忘れることはないと思います。

知らなかったです（le petit prince・海外・その他・24）

3月8日が国際女性デーとは知らなかったです。しかし、こういう機会があることで、いろんな女性の方の働き方、生き方を自分と比べることが出来る。そして、もっとプラスに毎日を考えることが出来る。とても素晴らしいと思います。今、フランスにいますが、日本のシンポジウム、とても気になります。

初めは「Yes」でしたが、（えこりん・神奈川県・41）

私が知っていたのは「国際ガールズデー（10月11日）」の方でした。Because I am a Girl「女の子だから」という理由で差別されない、公正な社会を目指して活動されているプラン・インターナショナルさんを微力ながら支援しています。国際女性デーはあまり聞き慣れないので、主な活動や目的を知りたいと思います。

7割近くがYESに投票してくださっています。2014、2015年に3割強だったのが大きく伸びて、多くの方々に知られるようになったことがわかります。リアリティー・チェックする機会として、こうした国際デーには意義があると感じています。

さて、私の職場の国連は、今年1月1日に新しい事務総長が就任し、新たな時代を迎えました。史上初の女性の事務総長待望論も強くありましたら、選考レースを勝ち抜いたのは、元ポルトガル首相で国連難民高等弁務官として故郷を追われた難民・避難民に寄り添ってきた経験を持つアントニオ・グテーレス氏です。
 
昨年12月12日の就任宣誓式後に行われた記者会見で「就任100日間で実行したい優先課題は？」と尋ねられ、彼の答えは「まずはジェンダー。もうすぐ発表される幹部人事で、自分の決意を見せたい」。その言葉通り、数日後、国連のナンバー2である副事務総長、事務総長の右腕となる官房長と政策担当特別顧問の3つの要のポストに、ナイジェリア、ブラジル、そして韓国出身の女性を任命したと発表しました。
 
国連の職員や要職についてここまで来るのに長い勇気ある努力の歴史があり、2030年までにあらゆるレベルにおいて職員の男女比率を50－50にすることを目標に掲げています。特にまだ女性の職員の比率が低い国連PKO活動などの現場について、意欲ある女性の発掘を世界レベルで行っています。
 
職員だけではありません。新事務総長は年頭のメッセージで、2017年を「Year for Peace（平和のための年）」にしようと呼びかけましたが、紛争のしわ寄せは、どうしても女性や子どもなどに集まってしまいます。せっかく積み上げてきた開発の蓄積もひとたび武力衝突が起これば、いっぺんに吹き飛んでしまいます。シリアの和平交渉など、男性中心の和平交渉をニュースで見るにつけ、より多くの女性たちが和平交渉や意思決定の場に参画して生活優先の意見を表明できれば、紛争もここまで泥沼化しなくても済むのではと思えてなりません。
 
日本でも、女性の登用が進んでいる会社はそうでない会社よりも利益率が高い、という分析結果があります。多様な声が反映される社会が世界中で広がることを願っています。

そこで、あなたの職場・学校・地域にどんな制度があったら、女性がもっと自分らしく活躍できるのか、皆さんのご意見をお待ちしています。
YES・NOの投票とともに、ぜひ投稿を！





★根本議長の過去の円卓会議より
・「SDGs」に取り組んでいますか？
・国際女性の日、知っていましたか？（2015年3月）
・「難民」について、意識したことありますか？

• 2017.02.27
• 根本かおる 国連広報センター所長