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会議番号:3509 開催期間 2018年08月31日- 09月07日
次の自民党総裁にふさわしい人はだれ。大手メディアの世論調査では、安倍さんと石破さんは接戦ですが、自民党の支持層に限ると、安倍さんが石破さんを大きく上回っているようです。この円卓会議でのこれまでの投票では、安倍首相の続投にイエスは2割、ノーが8割、コメントを寄せる人もほぼ同じような割合で推移しています。このテーマで投票したり、コメントを寄せたり、という人は、今の政治状況に対して、何かのアクションを起こしたいと思っている人たちが多いということでしょう。 さて、今回の選挙はどんな選挙なのか、という私の問いかけに対して、自民党内では、次の参院選で勝てる首相をという声があるが、日本を取り巻く状況をみれば、「国際情勢への的確な対応」(blueberry53さん)という視点が大切だという答えが返ってきました。その点で、G7サミットの首脳のなかで最古参であり、トランプ大統領との信頼関係もある首相の続投にイエスというのがbluberry53さんの意見ですが、同じような視点から、「防衛問題に詳しい石破首相が実現してほしい」(いまいくんさん)としてノーという意見も出てきました。「豪雨災害時にゴルフにうつつを抜かす首相」(SallyChanさん)への批判からのノーという意見もありました。たしかに、危機にしっかりした対応ができるという人を自民党は総裁に選んでほしいですね。 安倍首相の政治姿勢が問われる選挙だという見方も出ています。その点で、「きちんとした議論がないまま、自分のやりたい政治を強引に推し進めようとする首相」に対して「石破さんは説明・議論を重んじようという姿勢がある」(yn58さん)という意見、「トップが責任を取る形で譲るくらいでないと納得できない」(地球交響曲さん)という意見、「絵空事からウソ事はもう沢山です」(DrQuit21さん)という意見もありました。いずれも続投にノーですね。総裁選に臨む石破さんのキャッチフレーズは「正直、公正、石破茂」ですから、石破さんがもっとも訴えたいのは、首相の政治姿勢かもしれません。 長期政権の是非を問う選挙という見方もありますね。今回の総裁選に安倍首相が立候補できるのは、連続2期どまりだった総裁の任期を3期までに延長したためですが、「どんな権力も腐敗する」という視点から、「権力行使の内容を云々することなく、権力の長期継続そのものを問題視している」(naOcoさん)として、続投にノーという意見がありました。強権国家といわれるロシアのプーチン政権は長期政権ですし、中国の習近平政権も長期政権を目指して憲法を改正しました。長期政権に対するいちばんの不安は、権力の乱用・腐敗でしょう。 政治家としての実行力を問う選挙という見方もありました。しろえちゃんさんは、野田さんに期待したが、安倍さんと石破さんの対決となり、「石破さんに総理の度量があるか」「トランプ氏のような大改革ができるのか」などと問うて、「引き算をしていくと、変わらないことも苦渋の選択」として、首相の続投にイエスの意見でした。一方、「男らしい心意気にとても魅力を感じる」(ほうき星さん)として、ノーという意見でした。「実行力がない」というのが、政治家に対する批判の定番でしたが、安倍内閣に対しては、強引ともいえる政権運営が多く、それが評価にも批判にもつながっています。 「さまざまな意見があってこその自民党」(Futachanさん)という視点から総裁選をみると、「公然と『干されるぞ』という脅しがまかり通っている」ようだとして、Futachanさんは「自由闊達な論戦と新たなリーダーの登場」を求めて続投にノーという意見です。私たちも自由闊達な論議を続けたいと思いますが、政策面ではどうでしょうか。安倍さんのアベノミクスに対して石破さんはポストアベノミクスだそうですが、みなさんは、どんな政策を次の総理・総裁に期待しますか。安倍首相の続投にYESの方も、NOの方も、ご意見をお聞かせください。*イー・ウーマン編集担当より 投稿のルール「I statement」(「〜べき」は使わないなど)を守り、「国民は」「普通は」などではなく、「私」を主語として、自分の考えを投稿してください。 掲載する投稿には、編集にて「私は」を入れさせていただく場合もありますのでご了承ください。 「I statement」とは、こちらをお読みください。★高成田議長の過去の円卓会議より・平昌五輪。朝鮮半島の平和と安定につながりますか?・10月に解散・総選挙。結果に期待しますか?・トランプ大統領就任4か月、評価しますか?
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