イー・ウーマン（ewoman）

キャッシュレス還元（abbyi・神奈川県・41）

キャッシュレス還元に乗っかり、交通系ICカードを使う機会が増えました。財布をいちいち開けなくて良いのも気に入っています。趣味で山登りによく行くのですが、流石に山の中ではキャッシュレス決済できないのが残念です。財布を持たずに山に行ければ荷物を減らせるのでありがたいのですが。

支払い方法　何を選ぶか（ぺり・38）

鹿児島県内を運行するバス会社は、PASMO等の交通系カードに対応していません。独自のバスカードを作る必要があり、観光客や出張者から不便という声をききます。私自身、日常的にバスを使用しないこともあり、もはや「バスだけ」にしか対応しないカードを作る気になりません。現金以外の支払方法が何通りもある中で、何を選ぶか何を選ばないのかという選択ができる環境になってきました。

キャッシュレス決済増えました（miko87・東京都・47）

昔からある程度の額以上の決済にはクレジットカードを使用していました。日本はクレジットカード手数料率が高いと聞いていたため、少額決済や好きなお店では現金を使っていました。が、今ではコンビニやタクシーの支払いなどでもスマホで支払うことが多くなりました。それでも、何か心配で現金も必ず少し持ち歩いていますね。

小切手も使います（Prune・海外・その他・42）

フランス在住15年の者です。来仏当初よりキャッシュレスの生活が浸透していたように思います。ただキャッシュカード使用の最低金額がある小売店もまだあるので、現金も5ユーロほど忘れず持ち歩くようにしていますが特に問題はありません。特筆すべき点は、フランスでは銀行口座と連動した小切手も普通に使用されていることです。Eコマースでも小切手を送り購入が成立するオプションもあります。複数回払いならその分の枚数の小切手を渡す形式です。

大賛成ですが課題もあります（きくぞう・東京都・48）

早く世の中すべてキャッシュレスにならないかと思っています。便利ですから。現金好きといわれる日本では、現金主義のままでは不正がいつまでもなくならないでしょう。すべて電子化されれば、脱税などはできなくなるはずです。ただし課題として、プライバシー保護とセキュリティの強化は必須です。あと、テクノロジーに慣れない人への対応は必ず誰かがフォローしなくてはいけないと思います。けっして映画「わたしは、ダニエル・ブレイク」のようなことにならないように。

使い始めたのは最近（あやもと・秋田県・46）

昨年までは「自分が使ったお金を目で確認、収支の実感を持ちたいから」という理由で現金派でした。しかしキャッシュカードやスマホでの決済を利用してみると、明細が残り（自分で続けられなかった）お小遣い帳代わりに。この方が自分に合っていると思い、一気にキャッシュレス派になりました。当初お金の使いすぎを心配していましたが、今のところ大丈夫のようです。

新しいものには抵抗も…（フラットさん・46）

クレジットカードやSuicaはこれまでも使っていたことから、活用しています。キャッシュレス推進の流れや還元に惹かれて、これまでよりも活用度はアップしています。メリットは、小銭を持ち歩かなくていいので荷物が減ること、今回の新型肺炎のニュースを見ていると不特定多数が触るお金よりほんの少し衛生的かなとも最近は思います。一方で、スマートフォン決済は、以前にSNSの乗っ取りにあったことから、一歩踏み出せません。

まだまだ勉強（kimirie・兵庫県・49）

少し前からのクレジットカード、ICOCAに加え、最近、LINE PayとPayPayを使っています初めは、知識不足から、大丈夫かしら？とちょっと心配していましたが、心配していてもわからないことばかりなので、携帯にお守りの１万円を入れ、使ってみよう！と使ってみれば、携帯さえあれば、手ぶらでも大丈夫でとても便利。今までどうして、あんなに重い鞄を持ち歩いていたのかと、何故かとても身軽になりました。

購入履歴情報が蓄積される怖さ（xiadi・兵庫県・50）

先進国中キャッシュレスが最も遅れている国は日本とドイツで、その理由は偽札が少なくて、通貨の信頼性が高かったからだという分析を聞いたことがあります。2年前に中国に出張した時にキャッシュレスの便利さに刮目しました。しかし、購入履歴から自分の買い物嗜好などが、情報として蓄積されていくことに怖さも感じています。便利さを享受しつつも、個人情報の点が心配です。

現金を使うのは募金とチップ？（みろろん・海外・その他・47）

イギリスではもともとチェックという小切手がありましたが、銀行のカードにチップがはいるようになってからコンタクトレスで2000円くらいの額なら暗証番号もいらなくなり、一気に現金をもつ機会も減りました。少額でも使えるカードは便利です。レストランで割り勘などする場合も、1人ずつこのカードでいくらといえばやってくれるのでほとんど現金を持ち歩くことがありません。ただ、1枚のカードだと時々いかないことがあるので2枚以上持ち歩いています。

アップルウォッチ（chiekoNS・大阪府・54）

アップルウォッチにsuicaが入っていることは、とても楽です。仕事で外回りが多く、電車の乗り降りの際は、カバンも開けずに、チケット売り場を介さずに、本当に楽。もっと、これは、腕から外せばロックがかかるので、セキュリティも問題ありません。これを、家計簿や財務管理のアプリに連動すれば、管理できますよね。データで把握できるのは今後の家計管理も役立ちます。 現金だと、レシート管理も大変ですので。

価格が安い店は現金のみ（あきんぼ・東京都・53）

この議論が始まってから自分の日々の買い物を振り返ってみると、日々の食料品は「当店は現金のみ」と書いてある店を多く利用していることに気づきました。食品の産地よりも価格重視で買うためか、安価な商品をそろえている店は現金のみのようです。激安価格の店でキャッシュレスの方がお得になれば、もっと使うようになると思います。

皆さん、こんにちは。MM総研所長の関口です。今回もたくさんのご投稿ありがとうございます。キャッシュレスを実践されているという方は3月2日朝の段階で86％となりました。政府の施策もあり、以前よりは高い数字になったと思います。

皆さんのご意見を拝見していると、これまで現金を使ってきた理由の一つは使い過ぎを防ぐということにあったようです。ただ、これはクレジットカード時代の話で、最近の電子マネーや「〇×ペイ」は利用金額に上限を設けたり、利用状況を手元で簡単にチェックしたりできるようになりました。あやもとさんやchiekoNSさんが指摘されているように、むしろ明細がお小遣い帳代わりになるという面もあるかと思います。

私の場合は電子マネーの「エディ」が登場したころからキャッシュレス派に転向しました。というのも、男性の場合はお財布をズボンのポケットに入れるため、小銭が多いと履き心地が悪いためです。スマートフォンが登場してからはクレジットカードやポイントカードなどもお財布から減らすようにしています。その意味では「〇×ペイ」の登場は大歓迎でした。

逆に心配されるのは、きくぞうさんやxiadiさんが言われているように、プライバシーの問題です。キャッシュレス決済はPOS（販売時点情報管理）システムとも連動しているので、誰がいつ、どこで何を買ったかという情報がたちどころにわかります。個人情報保護法があるので、情報を勝手には利用されないと思いますが、自分のライフスタイルがガラス張りになってしまうことにはやや不安がありますね。

それでは本日の皆さんへのお願いです。キャッシュレスを実践しているか否かをYES／NOで投票いただいたうえで、キャッシュレス決済のこういうところを改善してほしい、あるいはこういうところが解決されればもっと普及が進むのに、といったご意見をいただけないでしょうか。本日もたくさんのご投稿をお待ちしております。





★関口議長の過去の円卓会議より
・フィンテックって知ってますか？
・GAFAの個人情報収集、気になりますか？
・スマートスピーカー。欲しいですか？


★関連テーマのディスカッション
・キャッシュレス社会、賛成ですか？

• 2020.03.02
• 関口 和一 （株）ＭＭ総研代表取締役所長、元日本経済新聞社論説委員