働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
この国ベトナムは、使い捨てとモノを大切にする文化を併せ持っている国と知ったのはつい最近。ビニール袋やお弁当箱などは使ったら道端ににポイ。一方、日本の郵便局時代に使ったスーパーカブが今でも街中を爽快に走っています。
この靴の修理屋のおじさん。一見貧しそうに見えますが、決して貧しいわけではなく靴修理のプロフェッショナル。私の靴を直している間にも、何人かのお客さんが靴の修理を依頼に。また、デザインを変えてほしいという依頼にも丁寧にアドバイス。英語も話せるこのおじさん、お嬢さんの写真を見せながら、「今年高校を卒業して働くんだ。でも、夜間学校で勉強もするんだよ」と話してくれました。
都市化が進むこの街で、いつまでも市民の良き靴のアドバイザーでいてください。そして、この国の「モノを大切にする心」を伝えてくれるものと信じています。