佐々木かをりのwinwin Marina Mahathir<br />(マリナ・マハティール) さん - イー・ウーマン(ewoman)

佐々木かをりのwin-win 素敵な人に会いました、聞きました

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Marina Mahathir
(マリナ・マハティール)
さん

ライター・マハティール元首相長女


父の名前のスペルがとても珍しいのです

マハティール

マレーシアには名字はありません。マハティールとは、私の父のファーストネームです。 私の正式名は「マハティールの娘、マリナ」です。モハマドの息子の娘です。私たちに名字は存在しないのです。 それ以外にも、父の名前のスペルがとても珍しいのです。多くの人のスペルは「MAHADHIR」または「MAHADZIR」。

佐々木

あなたはMAHATHIR ですから「T」ではなくて、「D」が多いということですか?

マハティール

「D」が多いです。昔、私たちはアラビア文字で名前を書いていました。 ですから、発音はアラビア文字から取ったものです。

父の名前の由来について話しますね。祖父が英語教師だったんです。 そして、町一番の学校、Sultan Abdul Hamid Collegeのマレー人初の校長になりました。 それまでの校長は全員英国人だったんです。祖父が地元住民初の校長でした。しかも祖父は英語教師でした。

マレー人は英語を話せますが、独特のなまりがあります。「the」を「ダ」と発音する特徴があります。 「this」を「ダス」と。祖父はそれが嫌いで、人々には正しい発音を身につけてほしいと思っていました。

そこで私の父の名前のスペルを「th」としました。名前を正しく発音できるように、 マハティール・モハマド(Mahathir bin Mohamad)としました。「this」「that」と発音するように。

佐々木

へえ。英語の発音のためにユニークなスペルにしたなんて、とても面白いです。お父様は、まさに「英語教師の息子」だったんですね。

マハティール

そう! そうなんですよ! だから名前のスペルを見れば、それが誰かは、マレーシアなら誰もがすぐに分かるんです。 でも今は、父の名前をとって、同じスペルのマハティールという人も増えているんですけどね。

佐々木

そうなんですか! 若い人たちの間には増えているということですか。

マハティール

そうです。若い人たちの中には、います。年配者にはいません。


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