働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3156 開催期間 2012年03月26日- 04月02日
フレキシブルな働き方を可能にするため「IT以外で必要なこと」について、たくさんのご意見をいただき、ありがとうございました。 周囲の理解と本人の感謝の気持ち、本当に大事だと思います。良好な人間関係とコミュニケーションがあってこそのIT活用ですよね。また、権限と裁量も重要です。単にITツールがあるだけでは柔軟な働き方は難しいです。上司の細かな指示を待つことなく、自分の判断で仕事を進めることができる働き方が広まるといいなと思います。私自身の仕事は「裁量労働制」で、このことが柔軟な働き方を可能にしています。 一方、必要ない会議にも参加を余儀なくされたり、情報漏洩防止対策が柔軟な働き方を難しくしていることも分かりました。組織の風土やコンプライアンスの問題、様々な企業で聞きます。 今回「フレキシブルな働き方」についてうかがったのは、これが、ワーク・ライフ・バランスに不可欠な要素だからです。 6年前、米国の働く親を対象にワーク・ライフ・バランスに関する調査を行いました。その時、皆が口を揃えて「フレキシブル・ワークについて調べているのね」と言ったのです。米国のホワイトカラーにとっては、ワーク・ライフ・バランス=柔軟な勤務形態だったのです。当時の日本では育児休業や保育園に関する話題が多かったので、着目点の違いに驚きました。 このテーマ、最後にうかがいたいのは、フレキシブルな働き方とワーク・ライフ・バランスについてです。ITを活用してフレキシブルに働きながら、私生活を仕事に浸食されず、ワーク・ライフ・バランスを保つために、どんな工夫をしていますか。 「帰宅後や子どもの前ではメールを見ない」ことを実践している方のご意見はすでに多く寄せられています。私も〆切前以外は、帰宅後、子どもが起きている間はパソコンを開かないことが、バランスを取る上で大事だと感じていますが、皆さんはいかがでしょうか。育児関連のみに限らず、多様なご意見をお待ちしています。
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