雑誌サイエンスを発行しているアメリカ科学振興協会は、次のハレー彗星飛来の2061年までの科学教育の目標を立てています。そのScience for All Americans(1990)の本には、Science is a blending of logic and imagination(科学は論理と想像力の融合)という表現が出てきます。不思議に思って想像するとともに論理的に推論し、検証してみる、その繰り返しが、科学という知識体系を作ってきました。例えば誰が行っても、何回も行っても同じ結果になることから、原理や法則を導き出すのが科学的思考方法の一つです。