イー・ウーマン（ewoman）

勇気がわいてきました！！（miyupyom・千葉県・32）

先日のクローズアップ現代のクリスティーヌ・ラガルドさんと国谷裕子さんの対談を見て、これから日本を元気にしていくのは女性だと強く感じ、とても勇気がわいてきました。現在、私は、仕事と育児と家事の両立で悩みながらも、周囲の理解と協力を得ながら頑張っています。私の職場でも女性はまだまだ少数派です。だからこそ私が発言して、職場を、会社をそして私自身を変えていかなければならないと思いました。

女性達の意見を海外からも（MASAKO・海外・その他・46）

私は女性だからこそ！と考えます。日本の世の中には男性側発信のルールのなんと多いことか！　だからと言ってフェミニスト的な行動ではなく、女性だからこその柔軟性と優しさがこれからの日本に必要なはず。海外生活中に祖国を思う時、気になるのは日本が外国の視線を気にしすぎる事。もちろん国際社会で生き抜く為には海外の動向を見る必要がありますが、それより海外の同胞達の目を借りる方が日本の為には良いと思います。国外からも意見を言えて、さらにそれが尊重される女性達のグループがあればと願います。

女性は未来を切り開く鍵（Hazel Nuts・神奈川県・29）

女性は未来を切り開く鍵を持っていると思います。出産は女性にしかできません。女性が出産しなければ人口は増えません。女性が健康で出産できることは、未来を作ることです。やる気と能力のある女性が出産できて、仕事もできる社会でなければ、その先に豊かな未来はありません。女性はファッション、インテリア、健康、美容、料理、グルメ、エンターテイメントや学びなど、興味の幅が広く、生活のあらゆる分野で消費しています。女性たちの消費力は経済活性化の大きな源であるはずです。

女性と男性がともに手を携えて（yu-ho・北海道・38）

私は医師です。これまでは男尊女卑の風潮の強い業界で、男性と対等に扱われるためにがむしゃらに働いてきました。男性は全てライバルに見え、協力するという気持ちを忘れていたと思います。でも最近の若手医師を見ていると、性別は関係なく、お互い得意な分野を教え合い、苦手な分野をカバーし合うことが自然にできています。男性だけ、女性だけではなく、ともに手を携えて助け合える社会を目指す土壌が少しずつできてきているのかな、と感じますし、そのような社会になれば幸せだと思います。

少しずつでも前進を（るんちん・東京都・40）

私自身は就業時間内に期待値を超える働きをするよう努力し、極力残業をしていませんが、トップは時短勤務者や私のように残業ができない・しない人を「扱いにくい」としています。女性側の工夫も必要ですが、やはり企業トップの思いが重要で、会議のあり方、仕事の進め方等が今のままではいけない、男女問わず働き方を変えるようメッセージを出し自ら実行してほしいと思います。毎日の女性の働き方が組織に浸透していけば、組織を、日本を変えていくと信じています。

未来に向けて（ハイジュ・山形県・47）

自分の行動を振り返ると「足りていない」ことを猛省。そして、「日本をよくする」って何なのか？　考えがまとまらないところです。自分が一番心がけていることは、「子どもが健全に成長するように」です。子どもが等しく健全に成長すれば、社会も健全を保てるのではないか？　自分の仕事も、地域との関わりも、家事も子育ても「子どもが健全に成長できるように」のためにあると考え、それが日本を救うことにつながれば……。

女性性ゆえではなくて……（Matsuo・東京都・35）

これまで男性が中心に動かしてきた社会のツケが噴出しているのだから、次は女性が社会を動かすようになれば、日本は変わると思います。今、問題なのは変わらないことなので、変わればきっと良くなるはず（と思いたい）。それでダメになったら次は、セクシャルマイノリティーに任せてみてはどうでしょうか？

救えると思います（まるっといちご・43）

私もクローズアップ現代を見ていました。男性と女性は脳の作りが違うと思うので、それをうまく生かしていけばもっと成長すると思います。番組の中で女性の上司をどう思うか、という意見が取り上げられていましたが、女性の上司は勘弁してほしい、という男性の意見に衝撃を受けました。女性だから、という理由だけであれば、偏った考えはとても残念でもったいないと思いました。

救えないとは思わないから（キョウコ55・兵庫県・35）

女性だからできない、とか、誰にもできない、と思わないから、YESにしました。だからと言って、私は具体的にこの行動をします、とかこうすれば救えると思います、といった方法があるわけではありません。そう考えると、かなり消極的なYESですが、それでもできると信じたい、信じなければ何もできない、その思いだけで今回は投稿しました。

女性だからこそではなく、共に（Zonnetje・海外・その他・37）

女性は日本を救えるかといわれると、私はNoと答えざるを得ませんが、男性と共に取りくむことで救えるとは思います。女性の良さは男性との差があってこそわかるもので、この分野は私たち女性を中心にしたほうが強いという分野を絞ると、女性の良さが引き立つはずです。ただ女性に「まかせて」といってしまうと、女性の良さが限定される気がするので、Noを選択しました。

NHKの番組に押されて、ちょっと刺激的な、挑発的な質問をしてみましたが、たくさんの投稿をいただき、またそれらが力強く、とても嬉しく思いました。NOの意見を下さった、海外からのZonnetjeさんのご指摘の通り、「男性と共に取りくむことで救える」ということに私も同感です。それが答えなのだろうと思っています。女性は、と質問していますが、それは男性の代わりにというのではなく、一緒になって、という意味がありました。
 
構造的に男性だけで動かしている経済社会に、女性も加わる。
 
数値で表されるような評価軸で判断する「男性的な」価値観で成長を作ってきた社会が、そろそろ、多様性（ダイバーシティ）視点で生まれる提案や仕組みをとりいれるステージに来たのではないか。多様な視点が加わることが変革を進めるのではないかというのが、私の考えです。
 
Matsuoさんがご指摘のように、セクシャルマイノリティーの視点も重要でしょう。過去の円卓会議でダイバーシティを取り上げたときにも書きましたが、そもそも多様な視点とは、女性だけでなく、年齢が若い、経験の違い、LGBT（レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー）など、いろいろな立場からの考えを取り入れることが重要です。
 
戦後、男性が一つの価値観で合意し、一つの評価軸を明確に持ち、力を合わせることで、ものすごいスピードで日本を立て直し、成長させてきました。大変大きな功績だと思います。しかし、もうそのステージは終わった。そろそろ第2幕が始まってもいい頃です。今度は全員参加型。グローバル社会の中で、多様な視点を取り入れ、多くの人に愛され、尊敬される社会。様々な立場の人も幸せを感じることができる社会をつくる。そんなステージに来ているのでしょう。
 
では、3日目に向けてさらに伺います。例えばどんな点に、新しい視点を加えると変革が起きるでしょう。些細なことでも、大きなことでもどちらでも結構です。あなたの視点で提案するのなら、何をどう変化させるといいと思いますか。現状に何を加えるとより良い法律、仕組み、ルールになっていくのでしょう。具体的に提案をいただけると嬉しいです。日本を救う視点とは、どんなものでしょうか。共有したいと思います。
 
イエス・ノーの投票、そして、書ける人は230文字の投稿、お待ちしています。
楽しみ！


【佐々木議長　過去の円卓会議より】
・女性の集まる会議、参加していますか？
・自分に挑戦していますか？
・「伝える技術」、高めていますか？

• 2012.10.22
• 佐々木かをり 株式会社イー・ウーマン 代表取締役社長、株式会社ユニカルインターナショナル 代表取締役社長