イー・ウーマン（ewoman）

秋も後半、日中は暖かくても朝晩は冷え込み、気温変化が大きい季節。体調管理にも要注意ですね。寒いと身体を縮めてしまいがちですが、顔も同様です。｢寒い！｣と感じたときに無意識に筋肉を収縮させて、ぎゅっと顔の中央に筋肉を集めがちです。眉間にしわを寄せたり、口元に力が入っていませんか？
 
筋肉は使えば柔軟で動きもスムーズですが、動かさないと固くなって、いざ動かそうとしても思うように動かない、筋肉が反応してくれないということがおこります。表情が乏しい人は、顔の筋肉の動きが小さい傾向があります。よく動かすのは一部分でバランスが悪く、見た目の印象にも影響するものです。
 
筋肉は20歳くらいをピークに徐々に衰えると言われます。表情が豊かな人、笑顔が多い人は、顔の筋肉をよく動かし、いろいろな筋肉をバランスよく使っているので、はつらつと若々しい印象を持たれます。
 
自分の顔は、周囲の人にどのように見えているのでしょう。筋肉の動きには加齢も影響しますが、年齢よりも普段から筋肉を使っているかどうかが大きな差になって、表情やパッと顔を合わせた時の印象を左右するのです。
 
自分が思っているよりも、顔の筋肉は動かしていないものです。顔はいつも周囲の人に見られています。無表情だったり、暗い印象を与えたり、気難しそうで話しにくいと思われているとしたら、コミュニケーションの妨げにもなってしまいます。
 
筋肉本来の動きを引き出し、しなやかな表情を作るために、顔のトレーニングは有効です。みなさんは、顔のトレーニングを実践していますか？　
今回の円卓会議では、｢顔トレ｣について、意見交換したいと思います。たくさんの投稿をお待ちしています。


【菅家議長の過去の円卓会議】
◆発声を意識していますか？
◆話しかけやすいと、言われたことがありますか？
◆笑顔が素敵、と言われたことがありますか？
◆顔のエクササイズ、していますか？

• 2012.10.26
• 菅家ゆかり フリーアナウンサー、表情アドバイザー・フェイスエクササイズ講師、声とことばの磯貝メソッド®正講師