イー・ウーマン（ewoman）

世界でも通ずるものがある。（Smile・32）

ついていきたいリーダーは、前職の部長級の先輩です。部下のことももちろん大事にしていますが、世界中の顧客からも信頼され、いくつもの大きな案件を成功させています。どんな相手にも尊敬の念を抱けとよく言われました。文化や言葉も違う世界の顧客をも惹きつける力がある先輩は、私のロールモデルです。

ありがとうと言ってくれる上司（banana5・神奈川県・36）

以前の上司と今の上司です。日本人とアメリカ人でキャラクターもタイプも異なりますが、二人ともリーダーとしてついていきたいと思わせてくれる人です。理由は、私のアウトプットに対してありがとうと伝えてくれるところ。ちょっと言いにくい質問や時に食い下がるような意見をぶつけた時は、傾聴してくれた上で私のそのアウトプットに心のあるありがとうを言ってくれます。これがあるから信頼ができリーダーのために頑張ろうと思えます。

情熱を持って（sin.com・大分県・37）

ついていきたい上司とは、志と情熱をもった人だと思います。今の社会は成果主義が蔓延してあり、安易な成果を求めたり、上ばかり向いて下を見ない上司が多くいると思います。しかし中には高い志を持って会社の為、社会の為と、時には厳しいところもありますが情熱を持って部下に語りかけている上司もいます。私の尊敬する人は坂本龍馬です。大好きな司馬遼太郎の「竜馬がゆく」は読んで強く思いました。

理想のリーダーを思い浮かべる（meg助・栃木県・41）

最初に勤めた職場の他部署の課長さん（今はだいぶ出世されてますが）の部下につきたいとずっと思っていました。性格はとってもいやみで大変意地悪（大変失礼！）なのですが、（矛盾しているようですが）それを上回る気遣いと、ルールの把握、平等な感覚をお持ちでした。変動の激しい業界で新しいものを積極的に受け入れつつ、流されず、周りを導いていました。いまだその人以上には出会っていませんし、自身もなれていません。

我が社の社長です。（まおにゃん・茨城県・50）

お恥ずかしながら自分の会社の社長です。なぜかというと私のような平社員にもきちんと挨拶をしてくださるからです。もちろんそれだけではなく、会社のことを一番に考えているという熱意や私利私欲だけで動いているのではないということが伝わってくるからです。自分で言うのもなんですが、近年、社長の考えていることと自分の考えていることがとても似ているなあと思います。幸せなことです。

謙虚であること（みえる・千葉県・48）

以前勤務していた病院の主任看護師です。報告を怠ったその時には厳しく叱責されましたが、その後は引きずることもなく、どんなに忙しくても、質問したことには的確な指示をしてくれ、冗談も通じる、偉ぶった所のない上司でした。彼女は、どんなに優秀でも仕事は一人ではできないことを知っていたんだと思います。私は謙虚であることも、ついていきたい上司の条件の一つだと思います。

甘いですが（ナカサワ・東京都・43）

理想のリーダーは、視点が高い、方針がぶれない、時には他部署や上長と議論してでも部下を守ってくれる、今の自分のちょっと上くらいのレベルの仕事を提示してくれて、自分の成長を実感させてくれる人かな。ここ数年の上司が、上長に何か言われるとすぐ路線変更するタイプが続いていたので。これを社外の友人に愚痴ったら「自分が引っ張って行く年だ」と言われてしまいました。いつまでも、上司に引っ張って行ってもらいたいというのは甘えですね。

努めているけれど（yokomit2・東京都・38）

職場においてはロールモデルになれているか、という質問と類似していると思います。女性の後輩のために働き方の一つの選択肢を示すつもりで仕事に取り組んでいます。また、会社に敢えて制度改正の提案をしたり、何か気づいたら後輩に声をかけたりしています。それが相手に喜ばれているかは正直わかりません。お礼を言われたこともなければ、そういう声を他人から聞いたこともありません。重荷や反面教師と思われているかもしれません。他人にどう思われているかを知ることは難しいと思います。

ロールモデルがみつかりません（Tano hitsuji・海外・その他・42）

理想のリーダーを探し求めて十数年という感じですが特にいません（笑）。仕事のできる先輩はいますが、できすぎて自分には真似できないとの結論に至りました。特に自分が子育て真っ最中のため、仕事ばかりの人はロールモデルにはなりえません。どんなに優秀でも「仕事第一」の上司は独身か専業主婦の奥様をお持ち（＝自分にはないもの）か、でなければ家族を犠牲にしている人（＝尊敬はできない）で違和感を覚えます。自分のとるべきバランスを考えあぐねています。

みなさん、こんにちは！リーダーシップコンサルティング代表の岩田松雄です。
いろいろなコメントありがとうございました。全般にいろいろなリーダーや上司についてのコメントを読んでいると、皆さんが尊敬されていることが伝わってきます。コメントにあった坂本龍馬や幕末のリーダーたちについて少し考えてみます。
 
「日本を今一度せんたくいたし申し候」
私は、この坂本龍馬のこの言葉が大好きです。幕末の志士達には、自分の命に変えてこの国を守りたいというミッションがあった。自分が江戸に一日遅れれば、日本の夜明けが一日遅れると東海道を走りに走った。だから心打たれる。
後から考えれば、無知なもの、偏狭なものも、時代遅れのものも時代を先取りしすぎたものもあったかもしれない。でも彼らなりに悩み、自分でミッションを考え抜き、それを信じ、ときにぶつかり合ったからこそ、この時代は他の日本史にはない輝きを放っているし、また今の日本があるのではないでしょうか。
 
彼らはそのとき、自分の出世や金儲けを考えたでしょうか？　それどころか、命すら惜しんではいませんでした。竜馬も高杉も、きっと大変だっただろうけれど、素晴らしい人生だったと思っていたに違いありません。
（「ミッション」-元スターバックスCEOが教える働く理由-（アスコム）より）
 
私はリーダーの第2条件は、「旗をたてる」「自分の夢を他人に見させる」ことだと思います。
 
それでは、あなたにお聞きします。
あなたは、どんな夢を持っているリーダーについていきたいですか？　歴史上の有名な人物の夢でも良いですし、身近な自分の上司の夢でも構いません。またその理由を教えてください。


★岩田議長の過去の円卓会議
・あなたの会社、世の中をよくしていますか？

• 2013.06.19
• 岩田松雄 リーダーシップコンサルティング代表