イー・ウーマン（ewoman）

信じる宗教がある、あるいは信仰をもっているということに対して、どのような反応を示すかは、人によって大きく異なると思います。また、国によって、あるいは地域によっても傾向の違いがあるでしょう。

宗教を信じることは人間として当然のこととして受け取る国や地域もあります。イスラーム圏はたいていそうです。しかしながら、他方には、ややネガティブなイメージをもつ人が多かったり、宗教に関する話題をあまりおおやけにしたがらない雰囲気が強い国もあります。

こうした態度の違いは、それぞれの国や地域において宗教がどのように位置づけられているか、ということと大きな関係がありそうです。

では、あなた自身は「信じる宗教がある」ということに対し、良いイメージをもっているでしょうか。あるいはそうではなくて、ネガティブなイメージをもっているでしょうか？

とくに良い悪いということもない、という人もいるでしょう。またそれは宗教にもよるというような意見もあるかもしれません。ただ、今回は「信じる宗教がある」ということに対して自分が受けるイメージが、強いていえば、プラスかマイナスかという判断をしてもらい、YESかNOかを答えていただければと思います。

そして、どうしてそのようなイメージをもつようになったのかも合わせて意見をいただきたいと思います。自分を振り返りながらでもけっこうですし、またこれまで自分の周りで起こったことなどを思い起こして考えていただいてもけっこうです。なかなか複雑な問題を孕むかと思いますが、忌憚のないご意見をいただけるとありがたいです。


★井上議長の過去の円卓会議より
・外国人とのつきあい、宗教について意識しますか？
・式年遷宮の年、伊勢神宮に参拝したいですか？
・寺や神社、あなたの生活にとって必要なものですか？

• 2014.04.18
• 井上順孝 國學院大學名誉教授