イー・ウーマン（ewoman）

思うけどお手本を見るとまだまだ（おひさまようこ・東京都・35）

国際女性ビジネス会議に参加しました。講演という見た目は一方的な形ではあるけれど、みなさん生き生きと話しているので聞き手も引き込まれて集中でき、話し手・聞き手が相互に場を作っていたのが非常に良かったと思います。話す内容も大事だけれども、それは話し手だけの力になってしまうので、聞き手の協力も得られるスピーチができるようになりたいと思いました。今の私は一対一だとそういう話し方ができているとは思いますが、大勢の人前だとまだまだです。

聴衆のニーズを満たす力（sweetsugar・栃木県・45）

講演者養成講座の修了生です。講座を修了してから、何度も講演する機会に恵まれ、「お話、お上手ですね」と褒められる→次回の講演の準備に力が入る、の好循環で上達していると思います。私が今後力を付けたいのは、聴衆の雰囲気をみて、話をガラッと変えるテクニック。主催者から聞かされた参加者と実際の参加者の感じが全く違い、話しながらウケる話を探ることがたまにあります。が、まだまだ。磨きたいです。

聴き易い話し方を意識してます（MS・東京都・48）

私は講演者総合養成講座の修了生です。顧客への提案や数百人への講演の機会がある私にとって、この講座の後に最も上達したのはデリバリースキル、その中でも特に、人数や会場、使用する機材にあわせた声の大きさ・スピード・高さです。先日某シンポジウムで、世界で活躍する日本の女性エンジニアの講演を聴きました。内容から多くの学びがあったのですが、60分間、早口の高いトーンでお話になっていたので、正直、聴いていて疲れました。聴き易い話し方の重要性を再認識しています。

質問する隙を作っておく（marco302・海外・その他・42）

人前で話すとき気をつけていることは、「聴衆を巻き込む」ことです。トピックが決められていたとしても、相手が聞きたいだろう（知りたいだろう）内容でまとめ、さらに聴衆を巻き込むために、質問する隙を作っておきます。また、話す間を考え、聴講者の心に訴えかける時間も作ります。全員が参加し、満足感を持ってもらえる話し方を心がけています。

楽しめるようになりました（アグネス・静岡県・46）

話すのも人、聞いてくれる人も人。話の中のアイコンタクトや空気を感じて、その場の雰囲気を大事に楽しめるようになってきました。共感することもそうでないことも大事だし、うまくやろうとしないで、気持ちを伝えようとすると聞く側も感じ取ってくださいます。まだまだですが、もっと相手側にゆだねられるような話し手になりたいと思います。

場に心を開く（メヌエット・兵庫県・55）

私は講演者養成講座に参加するまでは、人前で話す機会には「人前だけど普段と同じように」とか「なるべく自然体で」という想いが無意識にありました。しかし、養成講座の最後のスピーチの時、講師の先生方が熱心に私の話に耳を傾けてくだっていた場で、これは、本当に幸せな特別な時間だと温かい想いが湧いてきてました。その想いとともに、急に話がしやすくなり、聴衆と一体になった感じを味わいました。その体験を、私は人前という場で心を開く体験だったと理解し、今も目標にしています。

自分らしさを忘れない（blueberry53・大阪府・57）

私は、かつて、広報業務に携わっていたことがあります。当時は、スピーディに、楽しく、そしてわかりやすい説明に心がけていました。仕事としてはそつなくこなしていたかと思います。ただ、一度、聴衆の方の質問に、自分の信念を少し交えてお話ししたら非常に評価を受けたことがありました。今は営業的な仕事をしていますが、その経験から、そつなくお話しするだけでなく、自分の感じているところを素直に交えてお話しすることで、相手の方との距離を縮められてきていると思っています。

人を動かす話し方が課題（cheetan・千葉県・45）

社内教育や、自己のキャリアプランを上司に説明する力はずいぶん向上しました。教育では実施後に講師を評価してもらいますが、高得点をいただけるようになり、リピートの要請もあります。理解してもらうために話す力はついてきたと思っています。次のステップは、新しいルールを組織に導入するために、改善案を実行するために、人を動かす話し方が課題です。共感を得る、理解してもらうだけではダメで、どうすれば動いてもらえるか、試行錯誤しています。

準備期間のない場合がダメです（若草物語・香川県・52）

あらかじめ話す場面が決まっている時は、それなりの準備も練習もしてから臨めますが、そうではない時、自分は話が下手だなぁと感じます。特に最近、話の中で大切な単語などがスコンと抜けて思い出せない！ということがよくあります。年齢のせいでしょうか、悲しくなりますが、人前で話す機会が少ないのも原因だと思います。心掛けて話す機会を増やしてみたいと思います。

声の高さと「聞かせる」話し方（Zonnetje・海外・その他・38）

人前で話した時ではありませんが、先日電話をしていた時に主人に「子どもと話しているような声をしているから、真面目に相手にしてもらえるような声で話してみろ」といわれました。自分の声が好きではありませんし、ここまでいわれてしまうと気になってしまいます。また小グループで話をしているときに人に割り込まれやすいのも課題です。端的に話すことを心がけ、最後まで話を聞いてくれということもありますが、割り込まれにくい話の仕方があれば学びたいです。

たくさんの投稿を、ありがとうございました。伸ばしたいポイント、知りたいこと、随分たくさんの視点が集まりました。

sweetsugarさん、MSさん、メヌエットさんは、講演者養成講座の修了生でしたか！　その上達の様子がうかがえて、嬉しい限りです！

「聴き易い話し方」という点は、幅広く点検できそうです。早口の高いトーンは聴いていて疲れたというコメントもあるとおり、声の質、高さ、スピードは、その人の話し方の大きな部分を占めますね。かといって、少し昔のいわゆるアナウンサーのような話し方では心が通じない。話しの内容だけでなく、声に気持ちが配れることはとても素晴らしいです。

講演者養成講座の修了生コース、準備しようかな、皆で更にステップアップしたいですね。Zonnetjeさんがおっしゃるように、声の高さは重要。日常生活でも、意識して、低くゆっくり話すといいですよ。私の知り合いのキャスターは、毎日の生活や仕事で意識して1年でかなり音を下げたと言っていました。信頼される声は、低いんですよね。

おひさまようこさん、国際女性ビジネス会議に参加され「聞き手の協力も得られるスピーチ」に注目できたのは、素晴らしいです。marco302「質問する隙を作っておきます」も、かなりの上級者ですね。

「その場の雰囲気を大事に」「人前という場で心を開く体験」「聴き手のニーズを満たす」「聴衆の雰囲気をみて、話をガラッと変えるテクニック」……すべて、とても大切なことです。

話をする際は、自分が話したいことだけをはなすのではなく、聴き手の気持ちで考えます。聴き手にとってどんな役に立つのか、どんな気持ちで受け止めるのか。

「聴衆の雰囲気をみて、話をガラッと変えるテクニック」としては、私は、話しの準備をした上で、聴き手の顔をみる。表情をみる。雰囲気を見るなどして、話の筋は変えませんが、エピソードの順番や、内容を変える。柱、ポイント、メッセージは同じですが事例の出し方や内容、心のひきつけ方を変えるというようにしています。

若草物語さん「話す機会」を増やすこと、本当に大切ですよね。私は昨日、英語での講演をしましたが、本当に場数を増やさなきゃ！と思いました。聴衆からは、感動した、学びがたくさんあった、共感した等、おほめの言葉をたくさんいただけて良かったのですが、自分では100点満点で10点。今日から、勉強しようと思います。

では、最後、金曜日11時アップの4日目の会議に向けて、引き続き投稿をお願いします。
最後に聞きたいことは、
・人前で話す力が高まると、何がいいのか？　
ということ。

自分の力が高まったことで、こんないいことがあった！という話を、たくさんお寄せください！




★佐々木かをりの過去の円卓会議より
・ゲームチェンジさせたいこと、ありますか？
・労働時間の長さで給与が決まる。賛成ですか？
・あなたはリーダーシップがありますか？
・I Statementで発言していますか？

• 2014.07.16
• 佐々木かをり 株式会社イー・ウーマン 代表取締役社長、株式会社ユニカルインターナショナル 代表取締役社長