イー・ウーマン（ewoman）

皆様、こんにちは。経済アナリストの田嶋智太郎です。
 
アベノミクスのスタートから2年余りが経過し、その間に大きく円安が進み、日経平均株価も上昇しました。主に輸出を手掛ける企業の収益が大幅に改善し、大企業を中心に賃金やボーナスがアップするといったケースも見受けられるようになってきました。日本を訪れる外国人観光客も急増し、大手百貨店などでは高額商品の売れ行きも好調なようですね。
 
しかし、その一方で円安の影響もあり、目の前の物価は上昇傾向を辿っています。もちろん、消費増税の影響も小さくないわけですが、今後一段の円安が進むとすれば、さらに物価が上がってしまうのではないかと心配にもなります。幸い、昨年秋以降の原油安でガソリンや灯油などの価格は下がっていますが、その恩恵は自ずと限られるのかもしれませんし、いずれは再び原油価格が上昇してくる可能性もあるでしょう。
 
一口に「金融市場」と申しましても、それは外国為替から株式、債券（金利）、不動産、原油・金、その他商品など非常に広い範囲に及びます。そして、それぞれの価格動向が私たちの日常生活に様々な影響を及ぼします。ですから、なかには特定の市場の動向に大いに注目しているという方もおられるのではないかと思います。
 
さて、皆様はいかがでしょう。
いま、あなたは最近の金融市場の動きに関心がありますか？
「昨年から少額投資非課税制度（NISA）がスタートしたことから、初めての株式投資に挑戦してみた」などという方もおられるかもしれませんね。
「今後、目の前の物価はどうなるのか」などという予想・見立てもあわせて、皆様の近況を教えていただきたいと思います。どうぞ、よろしくお願い致します。


★田嶋議長の過去の円卓会議より
・あなたの生活、景気が良くなってきましたか？
・金（ゴールド）、持っていますか？

• 2015.01.30
• 田嶋智太郎 経済アナリスト、日経CNBCコメンテーター