イー・ウーマン（ewoman）

もちろん興味があります。（さとまる・静岡県・45）

以前から投資には興味があったものの、極力元本割れのリスクが低い商品にしか手を出さないようにしていました。でも数年前から始めた自社株投資で実績を得たことと、NISAが始まったことをきっかけに、おこづかい程度ですが、興味があるブランドの株を購入しました。ただ単にコツコツ貯めるより、いかに運用上手か、いかに使い方上手かで、現役中はもちろん、リタイア後の生活の質に大きく差が出ると思ってます。アンテナを張って、お金の運用も楽しめたらいいな、と思います。

もう一度整理したい（くみこさん・宮城県・37）

皆さんの意見を読み、自分ももう一度資産について考えをまとめなおさなければと思いなおしました。株をはじめて5年ほどになりますが、初めの3年ほどは熱心に四季報や日経新聞などから情報収集をしていました。震災以降、株に意識を向かわせることが難しくなり、「とりあえず買った時より高いからいいや」と思い、時間的に余裕がなかったとはいえ市場に対する関心を失っていた。海外のリートも持っているので、もう一度勉強を始めたいと思います。

NISAが始まる前から（本の虫・大阪府・43）

NISAが始まる前から証券口座を持っており、ときどき取引していたので、以前から株価は気にかけています。ただ、毎日チェックするるわけではなく、ときどきチェックして株の売買をしていた程度です。物価についてはそもそも物価が下がり続ける状態は異常だと思います。デフレが続いた日本では物価上昇への抵抗感が強いと思いますが、今後は少しずつ物価は上昇していくと考えています。

年金と子どもの将来に（Zonnetje・海外・その他・39）

為替というよりは貯金に関心を寄せています。30代前半では全く考えてもいなかった子どものための将来的な資金、そして自分のための年金をどのようにするかを考えるようになりました。子どものころはお年玉を貯金したら利子がつくぐらいの知識しかなくてもすんでいましたが、銀行においておくだけでは増えないことが身に染みてきています。専門家任せな分野だと思っていましたが、自分で何か始めないとじり貧になりそうです。

NISAで行員と話すように。（南海・沖縄県・51）

昨年、NISAをきっかけに銀行で行員から話を聴く機会が出来ました。それまで知らなかった経済情報やお得な金利の話など教えてもらい、お金がお金を産む事を知らされました。世の中の動きをこれまでとは違う側面から見る事も増えた気がします。

初心者なりに（はなちよ・東京都・55）

NISAで初めて証券会社に口座を作りました。用語がアルファベットの略語だったり、日本語そのものが難しかったりで苦戦しています。でも投資を始めて当事者になって身近に今の経済を知ることになるので、良い結果がでるように目の前のニンジン作戦で勉強していこうと思います。

円はリスクが高いと思います（Piano・神奈川県・53）

出口の見えない量的緩和を進め、消費税率も上げられなかった安倍政権は、もはやハイパーインフレを起こして国の借金1000兆円を帳消しにしようと企んでいるようにしか私には思えません。公的年金もあてにできないし、自分の財産は自分で守るしかありません。昨年ポートフォリオを見直し、現在一番安全な米ドルを買い足しました。ジュエリーは好きなので、趣味もかねてジュエリーもかなり保有しています。

プロに相談せねばと思いつつ（あさーかす・大阪府・42）

投資型年金保険と外貨預金があり、始めた当初は情勢などをチェックしていたものの、目減りするばかりなので長い目で見ようとしているうちに関心が薄れてしまいました。最近は少し上向いているために担当者から電話をもらい、窓口で今後の相談をと言われていますが、なかなか時間が取れません。投稿をみると皆さんしっかり勉強されているようで、自分も多忙を理由にしてはいけないなと反省しています。

皆様、たくさんの投票・投稿をお寄せいただきまして誠にありがとうございます。
 
20年余り金融市場に関わる活動を続けてきましたが、ここ2～3年の間に多くの方々の意識に劇的な変化が生じていることを非常に強く感じます。投稿の内容も非常にレベルが高く、皆様の研究熱心なご様子がハッキリと伝わってきます。くみこさんのように、皆様の意見・投稿の内容によってさらに触発された、もっと研究してみようと思ったという方も少なくないでしょう。今回はNOとお答えになられたあさーかすさんも、皆様の投稿に刺激を受けたとおっしゃっています。
 
前回、私は「止むに止まれず関心を抱かずにはいられなくなったという事情もあろう」と述べたわけですが、それに対してZonnetjeさんからは「自分で何か始めないとじり貧になりそう」というご意見をいただきました。確かに、最近の経済情勢を考えますと、金融市場に関心を持って何らかの具体的行動を起こすことは、必ずしも「積極的な資金運用で儲けよう」というのではなくて、むしろ「手持ち資金の実質的な価値を目減りさせないために必要な対応をしよう」ということなのではないかと思います。
 
また、南海さんが「世の中の動きをこれまでとは違う側面から見る事も増えた気がします」と述べておられるように、金融市場に関心を持ち、そのうえで色々な感想を抱いたり、そこで生じた疑問を解き明かそうと行動したりすることによって、自ずと視野が拡がり、一段と見識が深まるということもあるのではないでしょうか。
 
皆様それぞれにお忙しく、また様々な事情も抱えておられることでしょう。そんななかでも、多くの方が金融市場に関心を持たれ、できる範囲のなかで実際に行動しておられることが今回よくわかりました。早いもので、皆様から投稿をお寄せいただくのも今回が最後となってしまいましたが、そこで一つお尋ねしたいことがあります。
 
それは、日ごろ皆様が金融市場の状況を把握するために、一体どのような情報源、ニュースソースを活用しておられるかということです。なかには「月に幾度かセミナーに参加している」という方もいらっしゃいました。そこまでの時間や労力はなかなか費やせないかもしれませんが、いまやネット上の関連情報サイトなどもたくさんあり、ちょっと時間ができたときにスマホでチェックすることなどもできるでしょう。皆様のお知恵や工夫をお知らせいただけたら幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします。


★田嶋議長の過去の円卓会議より
・あなたの生活、景気が良くなってきましたか？
・金（ゴールド）、持っていますか？

• 2015.02.04
• 田嶋智太郎 経済アナリスト、日経CNBCコメンテーター