イー・ウーマン（ewoman）

住宅ローン（abbyi・神奈川県・37）

住宅ローンの借り替えを検討してもいいのかな、と思っています。各銀行の住宅ローン金利の動向を注視したいと思っています。

住宅ローンの負担（おれんじ７８・神奈川県・37）

5年ほど前、我が家は退職後まで続くローンで住宅を購入しました。固定と変動金利で半々で組みましたが、その固定金利が3％！　早期返済に努めていますが、将来の負担が重過ぎて借り換えの検討に入っています。ローンもマイナス金利にできるのだったら、むしろ負債が減ってもよさそうですが、そうはならないでしょう。

中小企業が活発に（たまふー・神奈川県・40）

いままでは日銀が0.1％で運用してくれるからと、各銀行が預けていましたが、それがマイナス金利になることで日銀に預けず別の用途で運用しようと考えてくれるはずと信じています。それを中小企業の融資などに積極的に回していただき、景気が上向き、長い目で見ると生活がよくなると私は思っています。

結局はどう生きるか、に尽きる（シンゴパパ・静岡県・48）

マイナス金利->市場にお金が出回る？　マイナス金利->投資や住宅建設が増える？　というシナリオかと思いますが、私は、個人としての影響はこれからです。預貯金金利が下がれば、銀行や郵便局への預け入れから、他の金融商品への変更を検討する可能性が出て来ます。ただ、金利をどこまであてにして生活設計するか？と考えると、やはり、自分はどういう生活（生き方）をして、それに必要な費用をどうやって確保するか、ということに尽きるのかもしれません。

生活には影響あり（銀木犀・55）

マイナス金利の影響はあります。私は住宅ローンを組んでおり、変動金利分は金利低下を期待しています。保険商品は、住宅ローンを組むときに保険の見直しをし、基本的に掛け捨てタイプにしたので影響は少ないと考えています。ただ、株安が止まるかと思いましたが、たった半日の効果で終わり、以下株安が止まらないのは残念です。現在、貯蓄分は投資信託に回しているからです。どうしてマイナス金利の効果が短期間に相殺されてしまうのか興味があります。

まずはローン（りりあむ・奈良県・43）

会社の株価も気になりますが、個人的にはやはり住宅ローンでしょうか。あと日本では、どちらかというと円高は歓迎されませんが、円が強いというのは悪いことでしょうか。そこもきちんと理解したいです。

正確に理解していないかも…（えこりん・神奈川県・40）

変動金利で住宅ローンを組んでいます。マイナス金利の影響で、住宅ローンの金利が低下すると聞いて、期待しています。正確に理解していないかもしれませんが、その程度の理解しかできておりません。

運用先が見当たりません（DiamondBar・東京都・47）

銀行におカネを預けておくだけでは殆ど金利がつかず、株式、金なども値下がりしていてどうやって運用したらいいのか考えてしまいます。こういう状況下では資産を減らさないようにするのがいいのかもしれませんが、「お金に働いてもらう」というのができなくなります。一方で住宅ローンの金利は下がりそうですので、マイホーム購入を考えている人にとってはチャンスだと思います。

長期的には不安がありません（blueberry53・大阪府・59）

マイナス金利については、年金が少なくならないかの不安は若干ありますが、それ以上に景気回復していけばいずれよくなるという気がしています。長期的視点に立てば不安はないように思います。日銀として金融緩和策などデフレ脱却に向けた取り組みを次々と打っていることは評価に値しますし、デフレマインドも若干変わったのかなと思ったりしますが、本当は、次に続くべき構造改革の方が大切だと思います。原油安や中国不安に左右されず成長に向けた対策が着実に進むことを期待します。

皆様、たくさんの投票・投稿をお寄せいただきまして誠にありがとうございます。
 
今のところ７割の方がYESということで、やはり「マイナス金利」という日本で初めて導入された政策の影響は決して小さくないと、あらためて感じさせられる結果になっています。
 
具体的な影響としては、まず住宅ローン金利が低下することへの期待を挙げられる方が多く、なかにはabbyiさんやおれんじ78さんなどのように、ローンの借り換えを検討するという方もおられました。正確な借り換えシミュレーションを行ったうえで、十分な返済負担軽減効果が見込まれるようであれば、この機会に金融機関と相談してみるのも一手ではないかと思われます。
 
また、DiamondBarさんが指摘されているように、新たにマイホームの取得を検討されている方にとっては今回のマイナス金利導入が追い風となる可能性もありそうです。すでに「問い合わせや申し込みが増えている」という金融機関などもあるようで、こうしたことが住宅市場や景気全体の活性化につながることを大いに期待したいところではあります。ただし、単に金利さえ下がれば良いというものでもなく、そこは個々に諸般の事情を十分に考慮した冷静な判断が求められるところでもあるでしょう。
 
銀木犀さんやりりあむさんのように、なかなか止まらない株安に注目している方もおられます。ことにマイナス金利導入の悪影響が及ぶとされている銀行株の下げが顕著となっており、それが全体のムードをも悪化させてしまっていることは事実です。しかし、実際にはマイナス金利導入が必ずしも銀行の収益を悪化させるとは限らないこともまた事実で、その点はもう少し時間をかけてしっかり検証して行く必要があるでしょう。
 
2日目の皆さんの投稿を拝見しましたところ、「長い目で見ると生活が良くなる」（たまふーさん）、「長期的視点に立てば不安はないように思います」（blueberry53さん）など、思っていたよりも前向きな反応、ご意見が多いことに正直ホッとしています。目下の市場には疑心暗鬼や得も知れぬ不安ばかりが蔓延し、そこには多くの勘違いや一方的な思い込み、行き過ぎの部分などがあるようにも思われるのです。
 
さて、引き続いて皆様にお尋ねします。
マイナス金利。あなたの生活に影響ありますか？　YESあるいはNOのお応えに添えて、その具体的な内容をお知らせいただけたら嬉しく思います。また、日本の景気全体に対する影響についても、ご意見・お考えがございましたら是非ともお寄せください。どうぞ、よろしくお願い致します。


★田嶋議長の過去の円卓会議より
・最近の金融市場の動きに関心ありますか？
・あなたの生活、景気が良くなってきましたか？
・金（ゴールド）、持っていますか？

• 2016.02.15
• 田嶋智太郎 経済アナリスト、日経CNBCコメンテーター