働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3414 開催期間 2016年10月28日- 11月04日
ダボス会議で知られている世界経済フォーラム(WEF)が、10月26日に「男女格差(ジェンダーギャップ)」についての2016年度版報告書を発表しました。このニュースを見ましたか? (英語報告書) 日本は、なんと世界144カ国中111位。昨年が145カ国中101位だったので、更に下がったということです。99位から104位の中で動いていた際、「政府のイニシアチブで女性活躍が動いているから1-2年後にはランキングが上がるはず!」との声を政府側から聞いたこともあったのですが、上がるどころか、大きく下げました。 ちなみに、1位は、アイスランド。2位フィンランド、3位ノルウェーと北欧の国々が上位を占め、G7ではドイツ13位、フランス17位、英国20位、カナダ35位、米国45位、イタリア50位で、日本は最下位。アジアでは、フィリピンが7位、中国が99位、韓国は116位でした。 このランキングは、例えば国会議員における女性比率122位、官民ともに高位職における女性の比率が低い日本は113位など、「経済活動への参加と機会」「政治への参加」「教育」「健康と生存率」の4つの分野、14項目で、男女格差を調査して決められています。日本は、健康や教育面ではまだ少し良い、という程度です。2014年から「すべての女性が輝く社会づくり」と言って来ている安倍政権は「上がった項目もいろいろある。今年から評価の仕方を変えたのが順位が下がった理由だ」等とも述べていますが、皆さんはどう思いますか。 ・・・ということで、今週はこのテーマで議論したいと思います。「日本の男女格差、世界111位に落下。日本は大丈夫?」という問いに、ぜひ、イエス・ノーの投票をしてください。 さらに、ご自身の考えをI statementで230文字以内でまとめて投稿してください。大丈夫?というのは漠然とした質問ですが、あえて今週は、こんな聞き方をして、幅広い視点で議論したいと思っています。投稿される方は、ご自身の立場(仕事やポジション、海外の方は住んでいる国・都市)もわかるような形で意見を述べていただけると幸いです。さ、一緒に考えて行きましょう。★佐々木議長の過去の円卓会議より・世界男女格差101位。日本が女性リーダーを増やす方法、ありますか?(2012年11月実施)・4月1日施行「女性活躍推進法」。期待していますか?・女性は日本を救えると思いますか?
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