イー・ウーマン（ewoman）

同じテーマを別領域からみる（月のしずく・京都府・46）

研究職をしていますが、指導教官の勧めで2領域を研究対象としました。当初は一つでも持て余していましたが、年数を重ねるうちに同じテーマを複数の視点から見られるようになり、他の人は見過ごす課題に気づくようになりました。今は、関心あるテーマが同じで研究領域の違う人と組めないか、模索しています。海外ではダブル・ディグリーが当たり前なので、子ども達には一見関係なさそうな2領域を学んで、存分に視野を広げてほしいと思っています。

芋づる式（ナカサワ・東京都・50）

私は関連あるテーマに紐付いて、新しい勉強を始めることが多いです。例えば展示会担当→様々な人に興味を持ってもらえる説明を身につけたい→博物館ボランティア→来館される障害者支援→音訳、という感じ。興味を拡げるために実践しているのは、新聞紙面を見ること。興味のある記事の横にある記事を読むことで、自然と対象が広がると実感しています。

本屋さんの色んな分野の棚から（やっちゃん２４・大阪府・50）

私はたまに本屋さんで色々な分野の棚を見て回ります。そこで、ベストセラーと表示されていたりやPOPが書かれている本を手に取ります。内容を見て読めそうだと思ったら購入します。ビジネス書を買いがちな私ですが、生物学の本を購入したり心理学の本を読んだりと興味は広がります。

落ち着いた時間を作ること（Jerryb・東京都・52）

広げるための工夫としては、10分でも15分でも、連絡やネットをシャットアウトして、考えて整理する時間を作っています。私の場合、そのためにカフェを利用したり、アクションプランナーで見えるように予約したりしているのも役に立っていると思います。立ち止まって見ることで「ここが足りない」「今度はここを」と考えられるようになると感じています。

気づかされる機会を持つこと（blueberry53・大阪府・63）

私は、資格取得や大学で学ぶということも大切だと思いますが、新聞をはじめ幅広い情報を網羅しているものを見続けることも様々な分野の情報を知ることになり、次の知識のステップへ進むきっかけになると思います。イー・ウーマンでも昨年「レジリエンス」という言葉を知りました。そこでは災害復興という視点から議論されていましたが、その後、他でも使われていることも知り、その視点の大切さに気付かされました。自分が知らない視点を気づかされることは学ぶことのスタートだと思います。

2回目の大学生です（pample・46）

息子の発達が気になり、色々調べていたところ、正しい知識を身に付けようと思いました。石井苗子さんの事例にも勇気をもらい、40代で大学の看護学科に入学。学びの真っ只中です。息子もまだ手がかかる年頃なので、日々の生活は慌ただしく大変ですが、大人になってからの学びは意義深いものがあります。大学院にも進学して、より専門性を深めたいと思っています。医療からの視点と保護者としての視点、その両輪で子どもの発達課題や問題にかかわり、社会貢献もしていきたいです。

自分自身に挑戦!（Ｙ.Ｗ・新潟県・50）

昨年から社会保険労務士試験の勉強をしています。科目数が多く、年に一度の試験は1日がかり。集中力を維持するのが大変で、脳が疲弊するのを感じる50才です。社労士試験を受ける理由は昔、アルバイト先の雇用主からパワハラを受け悩んでいた時に社会保険労務士に助けて頂いた経験があらからです。労働に関する法律を知っていたら悩む必要はなかったと感じています。資格を取り、悩んでいる人達のアドバイスが出来れば良いなとそれを目標に走っています。

また少し目をむけていきたい（akkbn・東京都・54）

社会人大学院修士に2年通った後、2年で論文を書き上げ博士課程修了してから、仕事（建築設計）がすごく忙しいというわけでもないのですが、博士号もさして活用できないまま、6年ほどが過ぎてしまいました。思い返してみるとこの6年は、年齢を重ねても健康でいられる習慣や身体づくりはしてこられたかなという感じですが、少しまたいろいろなことに興味をむけて何か活動していきたいと考えていたところで、私にとって背中を押されるタイムリーな議題でした。

学問ではないが「学び」あり（Piwo・37）

私は4歳と2歳児がおり、仕事と家事と子育てで学問にまで手が回っていません。でも母業では毎日のように新しいことを発見しますし、毎週金曜の昼は円卓会議で毎回新しいことを学び考えていますし、議題から関連情報や歴史等を検索して新しい知識も増えています。学問としては学ぶ時間を確保できていませんが、常に意識して日頃の行動やニュースに関連する情報を一つでも深掘りして「いつも何か学ぶ」姿勢を忘れないようにしています。

今日もたくさんの投稿をありがとうございます！
「学びを広げるために、どんな工夫をしていますか？」という2日目の会議終了時の問いかけに、たくさん I statementで事例をいただき感謝です。
 
拝読すると、NOというakkbnさんも「背中を押されるタイムリーな議題」とのことで、この議論をきっかけに学び心に火がついたみたいですし、walk714さんも、色々学んでいる様子。あとは、コメント力でしょうか？　実はコメント力＝I statementの力です。それぞれのテーマで　I statementする練習を積み重ねるといいですね。この「働く人の円卓会議」で訓練してください！
 
学びを広げる工夫としては、
ナカサワさんは「関連あるテーマに紐付いて、新しい勉強を始める」
やっちゃん２４さんは「本屋さんで色々な分野の棚を見て回ります」
Jerrybさんは「連絡やネットをシャットアウトして、考えて整理する」
blueberry53さんは「幅広い情報を網羅しているものを見続ける」
pampleさんは「息子の発達が気になり」
Ｙ.Ｗさんは「助けて頂いた経験があるから」
 
と、それぞれ、学びのきっかけ、学びを広げる工夫を具体的に教えてくださいました。ありがとうございます。
 
月のしずくさんの「2領域を研究対象」とすることで「同じテーマを複数の視点から見られるようには、まさにダイバーシティ視点。そして「海外ではダブル・ディグリーが当たり前」は、確かにそうですね。今、私の息子もアメリカの大学でダブルメイッジャーにしようかと言っているところです。一つを深めるのではなく、複数を学ぶことには利点がありますね。
 
私は、読書より講座派で、とにかく「誰から学ぶか」「誰と学ぶか」を大切にしています。表参道カレッジを作った時の設立意図にも書きました。専門家に話してもらうと、その人の情熱や経験が情報の内容に乗るのでさらに深く理解でき、わからないことも質問できるので、すぐに「自分のもの」にできる、という感覚があります。20代の頃は、月曜日から金曜日は、毎日夜の講座を申し込んでいました。コミュニティカレッジもありましたし、中国語の学校、フランス語の学校、英語でのディスカッションなど、なんでも毎日。仕事から家に直帰することがないようにしていたのです。
 
その他、勉強会に誘われれば、必ず行きました。金融勉強会などもそうでした。いまでも、とにかく時間を作って、いろいろな講座に行ったり、人の話を聞きます。昨日の税制の表参道カレッジも、素晴らしい講座でした。講師の森信茂樹さんと初めてお会いしたのは30年前の金融勉強会でした。全くわからない勉強会でも3回は休まず行く、を実践しましたが、そんなことから、今につながっています。昨日も素晴らしい内容で、税制や社会保障のことをもっともっと知りたくなりましたし、私の視点を加えたら政策が良くなるのではないかと感じる、この辺が能天気なのですが、そんな意欲がでるほど、王道を歩む専門家にしたい質問がたくさん浮かびました。
 
家を出て、人と会い、専門家の話を聞き、考えて、プラスを作るために質問や発言をして、また、合わせて知識とする。シェアする。・・・そのようなことを繰り返すことは、大切な学びになるのでは、と思います。元気も増します。
 
私は石倉洋子先生からは「横串のプロ」と言っていただきましたが、深掘りしないけれど、横につなげることで発見をして貢献をする、水平学習とでも言いましょうか、あるいは、斜めにも、様々知識を張り巡らすので、格子型＝ラティス学習とでも名付けましょうか、そんな学びがダイバーシティ時代には大切だと思っています。壁だって、斜めに筋交いを入れると強化されるように、知識もラティス型で強化される＆情報網が広がるから、広い知識が引っかかるようになる、そんな気がします。
 
奨学金が昨日の講座に役立ったようなので、さらに追加で提供しましょう。この「働く人の円卓会議」に投稿した方は、以下の3つの表参道カレッジに、50%OFF奨学金を提供します。オモカレサイトからお申し込みの際、備考欄に、ニックネームと、「働く人の円卓会議奨学金を使います」、と明記してくださいませ。対象講座は、10月23日の声トレーニング、28日のビジネスウーマンに向けた仕草やたち振る舞いなど、11月6日の国際社会での日本と発信力について、の3講座です。どれも、とっても仕事に役立ちます。10月28日と11月6日は、私も参加（登壇も）します！ぜひご参加を。
 
ということで、最終日に向けての本日の会議は、学びをどう役立てているか。役立っていると思うか。学んだことをどのように仕事や生活に活かしているのか。そして、今週の議論をどう役立てていこうかという気持ちを、投稿してください。楽しみに待っています！！


★秋の学びは表参道カレッジへ！
旬のテーマが続々、詳しくはこちら

★アクションプランナー
＜ユーザーサロン＞開催！
2019年10月29日（火）12:00-13:00
詳しくはこちら

＜時間管理術講座＞
12月は東京、福山で開催！
詳しくはこちら

★佐々木議長の過去の円卓会議より
・自分の「スケールアップ」続けていますか？
・時間管理、できていますか？
・ダイバーシティの測定、良い方法ありますか？

• 2019.10.16
• 佐々木かをり 株式会社イー・ウーマン 代表取締役社長、株式会社ユニカルインターナショナル 代表取締役社長