イー・ウーマン（ewoman）

表情も声も気になっています…（フラットさん・東京都・47）

在宅勤務で人に会う機会が減ったことで、笑うことも減り、表情に乏しくなったと思います。ビデオ会議の自分の表情があまりに無表情でビックリしたと同時に、反省しました。また、声は、大きな声で話すことが少なくなり、呼吸が浅くなった気もしています。電話会議では、普段感じなかった聞き取りやすさや分かりやすさも感じています。自分の声は大丈夫か、話し方も大丈夫か、改めて気になっています。

オンラインでの自分の声（いぬいるか・東京都・60）

人と会う・話をする・笑うが激減したため、顔の表情が乏しくなり、ふと気づくと口角が下がってほお全体も落ちて、なんだか沈んだ顔になっています。これではいけないと、マスクの下でも口角を上げるようにし、オンラインのときはほおを意識的に上げています。声については、オンラインで自分の声が他の会議メンバーにどう聞こえているか、大き過ぎないか張り過ぎていないか明瞭かなど、気になります。

変化を意識（真打ち・栃木県・51）

仕事の特性上、勤務形態に変化はないが、美容に向く意識は明らかに低下した。マスクで顔の大半が隠れる緊張感の薄れよりも、日増しに感染予防意識が向上した事がその理由だ。しかし最近、少し髪に投資をしたところ、気分が軽くなった事に気付いた。大胆に変えたわけではないが、意識的に変化を取り込む事で、生活の質を維持・向上させる効果があると改めて痛感した。

声の音量（le petit prince・千葉県・28）

普段、家にいる為、久々の外で仕事をする際、マスク+フェイスシールドをつける為、自分の声の音量が分からなくなってしまいました。お客様や同僚にいつも通り話しているつもりでも声が小さく聞こえづらく、あんまり大きい声で話すのも躊躇いがあり、難しいと悩む日々です。

むくみやすくなった（unagi・東京都・59）

人と話している時の自分の顔を見たことがなかったのに、オンライン会議では嫌でも自分の顔を見ることになりました。「思っていたより表情が乏しい」と感じましたが、果たしてそれが人と会うことが減ったからなのか、それとも前からなのかが不明です。いずれにしても、もう少し表情は意識したいと思っています。最近気になっているのは、むくみです。朝起きたとき、目の周りがどんよりとしている気がします。顔の筋肉を動かさないことで、血行が悪くなっているのかも知れないと思っています。

体の筋トレだけ（Linden・海外・その他・45）

春先2か月半ホームオフィスになり、その後通常出勤に戻り、同時にジムでの筋トレ再開。体を動かすことばかり大事だと優先しており、顔の筋トレは全くしていないことを自覚。人と会うことが減り、ビデオ会議も仕事で必要ないので、自分の表情に変化が出ていると思います。今後マスク着用が増えていく状況のスイスで顔を半分隠すような時間が増えるとさらに顔の表情を出さないことになるので、意識して顔の筋肉を使わないといけないと思います。

忘れてた！（ナカサワ・東京都・50）

以前はトイレの個室で変顔をするなど、表情筋を意識して動かしていたのですが、在宅勤務でその習慣を忘れていました。身体の筋トレは3か月前から始めており成果も出ているので、その影響か顔もそうたるんだ印象にはなっていないようです。

今週は「顔の筋トレ、していますか？」をテーマに円卓会議を進めていますが、投票、投稿をありがとうございます。Yes、Noに係わらず、筋トレの必要性を感じている方が多いことが伝わってきます。
 
さて、今日の投稿では、表情に加え、声に関する内容が目につきました。早速投稿を確認してみましょう。
 
在宅勤務で笑うことが減り表情も乏しくなった。そして大きな声を出さなくなったことで呼吸も浅くなった気がして、自分の声や話し方が気になるというフラットさん。声と呼吸は、関係が大きいですから、呼吸が浅くなると、声も弱くなります。声が弱いと聞こえにくくなりますよ。
 
いぬいるかさんも、顔の見た目の変化が気になる。口角が下がり頬全体が落ちて、沈んだ顔になっていること、オンラインで自分の声が相手にちゃんと聞こえているか気になるそうです。
 
もう一例、マスクとフェイスシールドを付けると、普通に話しているつもりでも声が小さく声が聞こえづらいと感じているle　petit　princeさん。マスクだけでも鬱陶しいのに、顔全体をフェイスシールドで覆うと、声がこもりがちで声が内側に響いてしまって、とても変な感覚になります。
 
顔の筋肉が全体に下がると、口唇が縦に開きにくくなります。口腔内の空間が狭くなり声の響きが少なくなり、声が沈んでこもった感じになってしまいます。頬や口元が落ちると舌の動きにも影響しますから、言葉の明瞭度も低下してしまいます。顔の筋肉と声には深い関係があり、使うべき筋肉をさぼって使わないと、表情にも影響してしまいます。日頃から口角を上げて、声を鼻の付け根から額の方に向かって出してみてください。
 
NOの方の投稿で、気になる例がありました。unagiさんの投稿です。オンラインで映る自分の顔が、思っていたよりも表情が乏しいことを実感したことに加え、朝のむくみが気になるそうです。顔の筋肉や身体も動かさないと、筋肉が固くなり血液やリンパ液の循環が滞り、新陳代謝が悪くなりむくみが出やすくなります。顔の筋肉も身体の筋肉も適度に動かすことが大切ですよ。
 
オンラインで座ったままの時間が長くなっている方も多いことでしょう。マスクで顔を覆うと気分的にも暗くなります。顔の筋肉のトレーニングだけでなく、身体を動かしたり、気分転換、メイクも顔色を明るくしてみるなどを生活にメリハリをつけることも必要でしょう。
 
これまで皆さんのご意見で多かったのが、オンラインになり人と会わない、話さない、声も表情も控えめになっていること。だからこそ、私は、顔の筋肉を意識して動かすことが必要だと考え、今回のテーマに選びました。そこで皆さんにお聞きします。オンラインで話しやすい人は、どのような表情や声の方ですか？　また、あなた自身がオンラインで話す時に気を付けていることがありましたら、教えてください。皆様の投稿をお待ちしています。

• 2020.09.09
• 菅家ゆかり フリーアナウンサー、表情アドバイザー・フェイスエクササイズ講師、声とことばの磯貝メソッド®正講師