イー・ウーマン（ewoman）

諸氏の経験・人脈を最大化して（まゆみｔｍ・東京都・51）

どうせ安倍政権の傀儡でしょ、期待に値する人なんていない、と冷めてディスるのは簡単ですが、投票できない国民にアピールして何になる？と背をむけては、権利を放棄して丸投げするのと同じではないでしょうか。少し視点を高く持って、確保可能な最良の人員で難しい局面を乗り切るための建設的な支援、提言を草の根レベルでする必要があると思います。藤田さんご指摘の日本の将来のため、経験豊富な岸田氏（外交）、石破氏（地方／防衛）も取り込んだ布陣でワンチーム実働内閣をと期待します。

小泉環境大臣に続投してほしい（chako21・京都府・41）

従来の既得権益に正面から向き合い、脱炭素を世界に向けても発信している小泉環境大臣の活躍にたいへん勇気づけられ、コロナからの「グリーン・リカバリー」の点においても期待している。育休を自ら取得する姿勢を示す等、女性の社会参画にも積極的なメッセージを発しており、概して保守的だった日本の政治の方向性を大きく変えてくれるのではないかと期待している。

難局だからこそ（DiamondBar・東京都・51）

期待しているのは岸田氏、河野氏、西村氏だ。三氏に期待したいのは経済対策、外交、コロナ対策だ。役所のデジタル化を含めた、バラマキに終わらない経済対策、国内経済を安定させるための外交、いち早いコロナの克服が揃わなければ、経済の回復どころか悪化していくだけだろう。三氏とも実行力も発言力も持っていると思うので、リーダーシップを発揮して実績で示してほしい。

世界標準を軸にできる方（shosho・京都府・55）

社会のありようを変えていかざるを得ないので、既得権益に縛られておらず、国際条約などの世界標準を軸にできる方に期待します。また、方向性を明確にしつつ、ダイナミックでない軌道修正ができる方が良いです。もちろん、説明責任も。政治家として、方針と理由と内容をきちんと伝わるように話せることは最低限の条件です。

財政（るんちん・東京都・48）

マスクや給付金などコロナ関連で奮発した施策はかなりの税金を使いましたよね。この回収というのか、経済立て直しを古い昭和の価値観だけで出来るのか、疑問視しています。組閣で女性が何名とかより、もっと真面目に政治の仕事をする人に注目してほしいです。（個人的には総裁選で出馬しなかった女性議員さんに残念な気持ちでした。）

誰が何に強いかわからないので（本の虫・大阪府・48）

残念ながら、誰がどういったことに強いあるいは、詳しいといったことを知らないため期待できる人がいません。実行て欲しいことは誰が得意かわかりませんが省庁のIT化です。それに対してはデジタル庁を作るのではなく、組織を横断したプロジェクトチームを立ち上げて短期間で進め、整備後も組織を横断して、よりよいシステムにしていって欲しいです。

残念ながら居ません（やっちゃん２４・大阪府・51）

そもそも新総理は菅さんという話から嫌悪感です。事実はそうかもしれませんが受け入れ難いです。その方の方針の元組成される内閣に期待できる方はいません。全く政治に興味がないことは無く、野田聖子さんには総理大臣になっていただき日本の国を導いてほしいと願っています。

誰にどう期待すればよいのか（Jerryb・東京都・53）

百歩譲って今はもめている場合ではないので、首相は無難に菅さんで異論はありません。しかし人事については、できそうな人は誰なのか、どういう期待をすればよいのかがまったくわかっていない自分に気がつきました。ニュースも新聞も見ているつもりですが、ピンときません。何を見ればわかるのでしょうか。少なくとも派閥のバランスと年功序列のみで名前が挙がる人には期待できない気持ちです。

具体的に大臣の名前が挙がっていないので、誰に期待するかといっても難しいですね。ただそれでも、現在の安倍内閣の大臣で評価できる人がいるかもしれません。chako21さんは小泉進次郎環境大臣とか、DiamondBarさんは岸田文雄政調会長、河野一郎防衛大臣、西村康稔経済再生担当大臣などの名前を挙げておられます。
 
名前が分からなければ、何を課題にすべきかを語るのもいいかもしれません。shoshoさんが言われるような「国際標準を軸にできる方」というのはその考え方です。
 
大きな問題は、この菅さんの内閣は、果たして「改革内閣」なのかどうかというところにあるような気もします。ある評論家は「菅さんは自民党きっての改革派」と言っていましたが、私は必ずしもそれに賛成できません。無派閥のときは、ある意味で自由にモノを言えたかもしれないけれども、今回のように大派閥がこぞって支持に回るような形になった場合、果たして、改革派でいられるものでしょうか（それを占うのが、党人事と組閣人事だと思います）。
 
改革はしがらみがあってはできません。小泉純一郎首相が、郵政という巨大組織を民営化できたのは、自民党内でしがらみがなかったからです。「自民党をぶっ壊す」と公言する人を自民党総裁に選んだのは、それだけ時代に閉塞感があったからだと考えます。
 
現在はどうでしょう。このコロナで突きつけられたのは、危機管理やリスクコミュニケーションは言うに及ばず、雇用、医療や保健所、それに借金まみれの財政の脆弱性でした。そういった問題は「経済を元に戻す」だけではおそらく解決しません。このコロナ対策に世界で膨大なお金が投じられています。それらのお金を「元に戻すために使う」のではなく「将来にわたって持続可能な世界をつくるために使う」ほうがベターだと思います。その意味では、ここは改革をめざす内閣が欲しいと私は考えています。
 
16日には組閣人事が行われます。さて皆さんは、この内閣に何を期待しますか。たとえば「少子化対策」「財政再建」「防衛強化」「医療・福祉」などなど、身の回りのことから、大きな問題までいろいろあると思います。具体的に書いていただければ幸いです。

★藤田議長の過去の円卓会議より

・Go Toキャンペーン、利用しますか？

・コロナ経済対策、政府に望むことありますか？

・国際ニュース、よく見るサイトありますか？

• 2020.09.14
• 藤田正美 フリージャーナリスト、『ニューズウィーク日本版』元編集主幹