「法制化することのリスクはなんでしょうか?」と問われるめぐっちさんと、私は同じ疑問を抱きました。「リスク」という言葉が適しているかわかりませんが、反対派の懸念としてよく挙げられるのは、上記の「少子化につながる」に加え下記のようなポイントがあります。しかし、どれも根拠のないもの、差別的な思想、旧来の価値観に立脚した主張に思います。
例)
・「子どもに悪い影響を与える」→全米心理学会やメルボルン大学などによる調査では、子どもに悪影響はないと結論づけている。同性婚法が成立し社会の理解が進むにつれ、学校での不理解も解消できると考えられます。
・「同性婚は違憲なのでは」→Marriage For All Japanのサイトに詳しく書かれていますが、むしろ最近では同性婚を認めないこと自体が違憲だと札幌地裁の判断が示されました。
・「子どもが作れない同性カップルに結婚を認めなくてよい」→結婚制度は子どもを産む能力と切り離された制度のはず。異性婚でも病気で子どもを授かれない方にとっても差別的な主張です。