イー・ウーマン（ewoman）

ロシアと陸続きの国の人たちの声（Achiko・神奈川県・49）

2月の働く人の円卓会議（ウクライナ情勢、高成田議長）でも投稿したが、1月末に現地のウクライナ人の方に話を聞く機会があった。ロシアと国境を接する国の人の差し迫った状況に圧倒された。海に囲まれた日本で暮らし海外経験のない私は、陸続きのヨーロッパの国々にとって隣国との関係性がいかに重要であるかを、その人を通じ多少なりとも理解できたように思う。それを契機に、BBCに加え、独のDeuscheWelleなどヨーロッパのメディアに触れるようにしている。日本の報道にはない視座があると感じている。

NHKワールドニュースが手軽（Jerryb・東京都・55）

皆さんの議論に、やはり多様なメディアに触れるのは大切だなと改めて思いました。私が主に見ているのはBBCやアメリカの新聞社のサイトなどですが、簡単に触れられるのは東京では朝にやっているNHK BSのワールドニュースだと思います。各国のニュースを同時通訳で流してくれるので、国によって異なる報道のさわりの部分を1つの番組で見ることができるような気がして重宝しています。

日本語版を見ています（イモゾン・大阪府・47）

LINE公式アカウントにあるBBC、CNNなど日本語に翻訳されたものを読んでいます。英語が得意でないのですが、日本の報道では扱いがないか小さく知らなかった出来事、自分の関心事の海外での扱い、それらを多少遅れてでも、比較まではできずとも、知りたいと思うので。 議長の音声ルームは知らなかったので情報ありがとうございます。リアルタイムでしか聞けないのでしょうか。

色んな視点（2kishir0・東京都・32）

海外メディアは追えていなかったので今回の議題は目から鱗でした。保守系番組ですがYoutubeで「虎ノ門ニュース」をよく見ています。大手メディアでは取り上げない情報も識者の方々が解説してくれるので重宝しています。もちろんバイアスはかかるので、鵜呑みにせず自分で調べることも大事だと思っています。

支配下の自由（真打ち・栃木県・52）

4日、プーチン大統領は改正刑法案に調印、戦況報道に禁止事項を設け違反者に刑を科す事で報道を調整、軍の侵攻を円滑にする狙いがある様だ。海外メディアの活動縮小が相次ぐ中、ますます受け身では正確な情報が得づらい事態となりそうだ。CNNやBBCで情報を得ていたが、今後は記者の拘束等も懸念されるのではないか。個人や個人を装った記者が、YouTubeやSNSに投稿しては、(罰則を恐れ)直ちに削除するような発信が増えると、私は思う。

宋文洲さんのTwitter（レッズ・埼玉県・41）

私は海外メディアはチェックしていませんが、宋文洲さんのTwitterを読んでいます。日本や欧米のメディアが取り上げない内容がtweetされており、大変勉強になります。なお、議長のコメントで、翻訳ソフトを使うことでロシア語の記事を読めることを知り、この機会にぜひチェックしたいと思います。

どれも参考程度に見ています（まうやん・東京都・50）

私が1番参考にしているのは、さまざまなニュースソースからピックアップささて解説しているニュース系YouTube、そしてTwitterを良く見ています。また、Yahooニュースもザッと目を通しますが、いずれにしても正しい情報か否かはっきりしない時は参考程度に見ている感じです。テレビは流していますが、ほとんど当てにしていません。

戦争状態を考えることも大切（blueberry53・大阪府・65）

NOとしていますが、それは、ウクライナ情勢について海外メディアを参考にしないというより、戦時には、情報戦が展開され、また、ロシアのように情報統制が敷かれることもあり、何が正しく、何が誤っているのか判断できない状態が当たり前と思うからです。多分、戦争そのものが、情報が勝敗を左右するので仕方がないと思います。冷静に検討する情報を得るならば軍事等の専門家などの意見に頼るしかないと思います。大切なのは今でなく開戦までの政治状況に関するメディア等の情報だと思います。

「ウクライナ情勢について、どんなメディアを見ていますか」との質問に様々な参考になる投稿ありがとうございました。
 
Jerryb さんはNHK BSのワールドニュースなど、イモゾンさん、真打ちさんはBBC、CNNなどを見ていると投稿していただきました。Achikoさんは、それらに加え、ドイツのDeuscheWelleなどヨーロッパのメディアに触れるようにしているということ。こちらは、英語のサイトもあるようなので、ウクライナ問題におけるドイツの重要性を考えると、是非チェックしたいメディアだと思いました。
2kishir0さんや、レッズさんのお薦めのようにYouTubeやツイッターでも、様々な発信がされています。YouTubeは解説や討論番組も充実していますし、ツイッターで自分が参考になる人をフォローしておくと、思わぬ情報にも出会うかもしれません。
 
私が最近はまっているのは、ポッドキャストです。New York Timesのポッドキャストでは、記者がウクライナの街を歩き回ってレポートしていて、爆音や人々が逃げる時に車に乗り込む音、避難している人のインタビューの内容などを聞くことができ、まるで自分も記者と一緒にその場で聞いているような感じさえ受けます。
 
また、ウクライナ側の発信という意味では、The Kiev Independentというウクライナの英語メディアには現地の状況が詳しく報道されています。実は、先日、ここで働く日本人記者と話すことができたのですが、戦渦の中、同僚記者の人たちとともに移動しながら報道されていると聞いて、頭が下がる思いでした。話の中で、その記者が「ウクライナの人達は、みんな武器を持って戦おうと頑張っている。ウクライナは絶対に負けない」といっていたのが印象的でした。
 
Achikoさんがおっしゃるように、日本では、隣国から侵略されるかもしれないという危機感はありませんが、ウクライナの人々は、常にそんな思いで生活していたのだと痛感しました。
 
英語が得意ではないという人も、イモゾンさんの投稿にもありましたが、CNNやBBCなどの海外メディアの日本語版サイトは参考になってよいですね。また、ご質問にあった私が友人とやっている「世界のニュース早読み＆深読み」というクラブハウスのルームですが、リプレイ機能がありますので聞き逃しても後で聞けるようになっています。
 
ただ、まうやんさんやblueberry53さんがおっしゃるように、特に戦時には正しい情報と偽情報を見分けるのが大変です。これをすれば見分けられるというような正解は存在しないかもしれません。
 
それでも、なるべく間違った情報を鵜呑みにしないように、皆さんはどんなことに注意してニュースをチェックしているでしょうか。皆さんが注意されていること、また、何か参考になるようなことがありましたら教えてください。




★大門議長の過去の円卓会議
・国会議員のクオータ制、必要ですか？
・森会長辞任。問題は解決したと思いますか？

★第26回国際女性ビジネス会議でも登壇されました！
・トークショー「他国から学ぶ　～スウェーデン・メキシコ・英国の事例～」

• 2022.03.09
• 大門小百合 ジャーナリスト、元ジャパンタイムズ執行役員・編集局長