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会議番号:3700 開催期間 2022年10月28日- 11月04日
中国は5年ごとに開く共産党大会で、習近平体制の3期目の続投を決めました。今回の人事で、最高指導部は習氏の側近ばかりとなり、習氏の「1強体制」が強化されたといわれます。国内では経済成長の鈍化にどう対応するのか、外交では台湾や米国などとの対立をどうするのか、習政権の今後の動きは、世界にも日本にも大きな影響を与えることになりそうです。 台湾問題で、米国は台湾擁護の姿勢を強めているのに対して、習氏は大会で「武力行使の放棄は約束しない」として、武力による統一に含みを残す発言をしました。今後、台湾海峡をはさむ中台の緊張が高まれば、尖閣海域など日中の緊張にもつながるおそれがあります。 また、米国は安全保障上の懸念を理由に、半導体関連製品の中国への輸出規制を強化しました。米国の狙いは、安保だけでなく、産業分野での中国の競争力を弱め、経済的な脅威となるのを防ぐこともあると思います。半導体はミサイルや電気自動車から家庭電化製品まであらゆる製品に使われているだけに、輸入する中国だけでなく、輸出する側にも大きな影響が及びそうで、米中の亀裂の深まりは、日本に波及しそうです。 そこで、「中国・習氏続投。脅威ですか?」と題して、みなさんと議論をしたいと思います。安全保障面だけでなく経済面なども含め、「脅威」を考えてみましょう。★高成田議長の円卓会議より・「核」の不安、高まりましたか?・ウクライナ情勢。日本への影響を心配しますか?・石油価格、気にしていますか?
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