働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3703 開催期間 2023年01月13日- 01月20日
統計数字によると1997年から実質賃金は「横ばい・低下」の傾向にあり、日本は成長しにくい社会になった、とされています。しかし、みなさんからの投稿を見ると、企業・業種によって千差万別ですね。日本の賃金や職場の問題が凝縮されています。 「社会全体が、働き方や生き方を見直す機会を与えられ、コロナ禍に順応性を試されている」(真打ちさん)。「コロナ禍によって新産業革命はさらに加速された」(あさーかすさん)。「良くも悪くも専門家になるハードルが下がった」(unagiさん)。「情報産業は慢性的な人材不足、従業員を増やせば売上拡大できる状況」(おれんじさん)。 米Tech系の会社の日本法人では「昇給・ボーナスで年収は上がっています。コロナ禍であっても業績が復活した年には、いつもより高い%の昇給が全社員にありました」(HITOMI HOMMA さん)。時代の波に乗った業種は「上げ潮」です。しかし、グーグルやアマゾンなど「Tech系企業」を生んだアメリカでは「社会の分断」が深刻化しています。トランプ大統領は「錆びた産業」「取り残された人々」から生まれたといいます。 HITOMI HOMMAさんは「認可保育園に通う子どもがおり、保育士さんの低賃金問題が個人的に気になっています」とも言っています。他者に想いを寄せるこうした姿勢は、今の社会でとても大事なことではないでしょうか。 コロナが蔓延した時「エッセンシャルワーカー」という言葉がよく使われました。社会の基盤となる公共サービスを担う人たち。危機や災害があっても逃げず働き続ける人たち。その給与は決して十分ではありません。 「物価上昇の今、目に見えて賃金が上がらないとモチベーションは下がる」(まうやんさん) 「インフレが給与上昇率を大きく上回っているため、実質の減給に当たる」(penguinさん) このご時世に「給与が上がる」のは「運と能力に恵まれた人たち」です。能力も遺伝子も、つきつめて考えれば「運」がもたらした結果かもしれません。同じ社会にいて「不運な人」を見て、自己責任と考えるか、自分もそうなったかも知れない、と思うかは人それぞれでしょうが、「分断された社会」は居心地がいいものではありません。エッセンシャルワーカーを含め、社会の底上げを図る「賃金引き上げ」は大事な課題になっています。 「あなたの賃金。この5年で上がりましたか?」にYES・NOで投票してください。それと合わせ、社会全体の給与を上げるには、どうすればいいのか。奇想天外でも結構です。あなたの考え、提案を投稿にしてお寄せください。お待ちしています。<運営事務局より>投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。 ・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。・自分を主語とした I statement で書いてください。掲載する投稿には編集にて「私は」を入れさせていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。★山田議長の過去の円卓会議より・経済制裁は、平和的手段だと思いますか?・政治の「奢り歪み」は過去のこと?・ファミリーヒストリーと戦争。家族で話したことありますか?
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