イー・ウーマン（ewoman）

魚を食べたいがために（amacumo・東京都・34）

和食と聞くとハードルが高く感じ、つい炒めものなどをよくしていました。ですが、夫の祖父が漁師さんだったということもあり実家からお魚をたくさん送ってもらうように。下処理は済ませていただいていたので、思っていたよりずっと簡単に煮魚ができました。お鍋に入れて落し蓋をしたらできるのを待つだけなので、今では心強い得意料理です。

自炊するしかない環境で（Penguin・海外・その他・45）

日本のコンビニもスーパーも、ましてデパ地下なんてまったくない環境におりますと、試行錯誤や紆余曲折を経て、だんだん「食べたいな」と思う料理が、探したレシピと手に入る食材でなんとかできるようになりました。得意料理は、コロナ禍で自宅勤務の期間が長く、その時期によく作った根菜の煮物や、家族に人気の唐揚げでしょうか。昨年末は初めて黒豆も煮てみたところ、ピカピカに仕上がりました。小豆も寒い時期によく煮ます。

コトコト煮込むのが大好き（きたさん・長野県・44）

「得意」と言うとおこがましいのですが、私は黒豆を煮るのが好きです。近所のスーパーの生産者コーナーでレシピ付きで売っていた黒豆を煮てみたのがきっかけです。うまく煮えて、家族がおいしい！と食べてくれたので、嬉しくて年に何度も煮ています。コトコト煮える黒豆を眺めているのが楽しいです。ツヤツヤふっくらに煮えたときの達成感がたまりません。

かぼちゃの甘煮（ちゅま・東京都・51）

子どもの頃から好きだったのですがかぼちゃを切るのが大変で自分で作ることができなかったのです。大人になってかぼちゃを切る力が出たので作れるようになり、美味しそうなかぼちゃを見かけると作るようになりました。

簡単下ごしらえで鶏胸肉を活かす（みもざ・神奈川県・55）

日本には便利な調味料が沢山あります。酒や味醂、醤油にみそ、塩麹など。日本のオリジナル調味料を使ったものが和食と広義で良いのなら、これらの調味料で、淡白だけれども、疲労回復に良いムネ肉をバリエーション豊かに食べてます。塩麹と白だしに漬けておいて白唐揚げ。蜂蜜と味噌に漬け込んでフライパンで焼くだけなど。紫蘇と梅干しを挟んで塩胡椒で焼くでも美味。得意料理というよりは、和調味料で下準備さえしておけば、新米に合うメニューは、さっと作れます。

お節料理（はなひろあかね・埼玉県・56）

お料理の先生に習って、限られた種類ですが、お節料理を作るようになりました。ただ年末忙しい中頑張って作っても家族は喜ばないし、「お料理屋さんのお節を予約した方が特別感が出て良い」などと言われる始末｡5年ほど前からキッパリやめました。

寒い日にはこれ！（めぐっち・54）

木枯らしが吹くこの季節は豚汁がかかせません。娘も息子も大好きで帰省するときにはリクエストをされます。我が家の豚汁は豚肉をごま油でカリっとするまで炒めてから、鍋に投入します。これがポイント！是非、試してみてほしい一品です。

得意？料理？（しろえちゃん・宮城県・52）

料理にならないと叱られるかもですが、煮浸しかな、どんぶりいっぱい食べられちゃいますよね。小松菜にお揚げさんとしめじ、なすも水菜も良い、お出汁を作ってるだけで幸せになります。

味噌汁（ナカサワ・東京都・54）

味噌汁と茶碗蒸しです。昆布・鰹節のあわせ出汁ベースで、味噌汁は本当に定番の豆腐・わかめが好き。小食かつ偏食な息子の友人もおかわりしてくれました。市販の茶碗蒸しに必ず入っている椎茸が苦手なので、自分で作る時は好きな具だけで作ります。鶏肉、大根は必ず入れて、あとは人参、銀杏、かまぼこ…など家にあるものを適当に。

恥ずかしながらありません（まうやん・東京都・52）

私は以前はよく料理をしていましたが、今ではすっかり夫が我が家の料理担当となり、私はめったに料理をしなくなりました。夫はもともと料理が得意なことと、自営業のため時間に融通が利くことがキッカケです。そんなわけで、料理の中でもとりわけ和食には得意と言えるものがありません。ちょっと恥ずかしい気がしちゃいますが・・・。

皆さま、たくさんの投稿ありがとうございます。
1日目の「和食の得意料理、ありますか？ 」の投票結果は、YES71％、NO:29％でした。７割の方がYESと現在回答いただいており、皆さまの得意料理を教えていただきました。
 
では【YES】の方から見ていきましょう。
 
Amacumoさんは、ご親族に漁師さんがいらっしゃったことから、下処理をした新鮮なお魚が届くのをきっかけに、煮魚が得意料理になられたとか。毎度、届くのが楽しみな便りですね。
 
海外にお住まいのPenguinさんは、手に入る食材で根菜の煮物など作られていたようで。黒豆や小豆も煮るなど、煮物がお得意なようですね。自炊しないといけない環境になった時、食べたいものが和食なんですね。
 
きたさんも煮物好き。黒豆を煮込んでいる時、楽しそうで、おいしい口になっているんでしょうね。
 
ちゅまさんの、かぼちゃエピソード。とってもよくわかります！わずかな文章の中に、ちゅまさんの食への思いやりを感じます。かぼちゃ切れるようになってよかったですね。僕は、この秋初めてMYかぼちゃブームが来ました！
 
みもざさんの「白唐揚げ」、作り方とネーミングとってもいいですね。そういえば、和食の良さって「料理名」にも表れていますね。そして、昔ながらの日本の調味料を使って、その時の旬な食材と組み合わされて作る料理がお得意なのでしょう。
 
はなひろあかねさんの得意料理はお節料理。でも、昨今お取り寄せのお節料理ブームもあって今は作られていないとか。僕は、作ってもらったお節料理、そこに物語が詰まっているので大好きですよ。
 
めぐっちさんからは、豚汁が美味しくなるワンポイントを教えてもらいました。ごま油で豚肉をカリッとするまで炒めてから鍋に入れるとのこと。おお！今度やります！ちなみに、僕のワンポイントは豚汁が完成してから仕上げに、生の生姜を鍋に擦り入れて仕上げます。こちらもやってみてくださいね。
 
しろえちゃんさん、煮浸しは、立派な立派な、もう1回ぐらい言いましょうか、立派な！和食の得意料理ですよ。そして、日本人の和食の副菜は、もう青菜の煮びたしや、お浸しが作ることができれば十分だというぐらい、みんなに作ってほしい副菜です。
 
ナカサワさんは、お出汁味が好きなんですね。茶碗蒸しも、一度作って成功すると、意外に手軽に作れるんですよね。市販の茶碗蒸しのしいたけ苦手なの分かります。。。自分で買ってきたしいたけで作るのとは、まったく別ものですよね。
 
そして、【NO】の方からのコメントも。
 
まうやんさんは、パートナーさんが料理担当とのことで、料理されなくなったとか。和食の得意料理がないとのことですが、どんな料理でも、自分が作って、あ、これ美味しい！って思える和食料理があったら、それが得意料理ですから。きっと何かお持ちなんじゃないかなと思います。
 
ということで、皆さまコメントありがとうございました。
振り返ると、【YES】の方、煮物好きが多い！
和食得意料理＝煮物（煮るもの全般）
が、特徴的で、かつ煮物は、作り置きもしやすく、家庭料理には欠かせない料理のようですね。
 
また、SNS時代なので、和食得意料理＝映えるこれぞ和食！的なイメージがあるかもしれませんが、自分で作って、自分が美味しい！と思える和食（日本の昔からある調理法や調味料を使った料理全般）なら、どんなものでも得意料理ですから。
 
ちなみの、僕も煮物大好きですが「きんぴら」も大好物なんですよ。
しゃきしゃき、美味しいですよね。
 
そこで、2回目の議論は、「和食の得意料理、ありますか？ 」に
【YES】の方は、
・みなさんが大好きな「映えない地味和食」
・今は得意料理だけど、こんな失敗しました
・私はこんなきんぴらが得意料理
 
【NO】の方は、
・YESとまではいかないけれど、実はこんな和食料理なら作っている
・そもそも和食が好きじゃない。その理由は。
 
など、皆さんの「和食得意料理」にたどり着いた物語をもっと教えてください。
たくさんの投稿お待ちしております。
 
 
【おまけ】
ビストロパパの得意和食料理　その１
◆れんこんのピリ辛キンピラ
 

 
（3人分｜15分）
材料：
れんこん・・・３０センチぐらい
鷹の爪・・・２本
にんにく・・・３かけ
太白ごま油・・・大さじ１
しょうゆ・・・大さじ２ぐらい
かつお節・・・少々
白ごま・・・少々
 
作り方：
１・れんこを縦半分にきりさらに半分に切り７ｍｍぐらいのいちょう切りに。にんにくは薄切り。
２・フライパンを火にかけ、ごま油とにんにく、鷹の爪を入れてさっと炒めてすぐれんこんすべて入れて炒める。強めの中火でしっかり炒め火が通ってきたら、しょうゆを回しかけて炒め、カツオ節、白ごまをふって炒めて出来上がり。





★滝村議長の過去の円卓会議より
・料理の回数、増えましたか？
・祖父母や両親の「食の健康法」ありますか？
・「健康寿命」を意識した食生活、していますか？



＜運営事務局より＞
投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。
・自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。
・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。
・議長からの各日の投げかけ（赤字部分）に答えた内容で投稿してください。

• 2023.11.20
• 滝村雅晴 パパ料理研究家、株式会社ビストロパパ 代表取締役、大正大学客員教授