イー・ウーマン（ewoman）

透明性のあるより良い政治を期待（しょこ・東京都・37）

政党助成金もあるのに裏金や献金など根強く残り、欲深い闇に政を任せているような気分。 政局については、解散するのかいつなのか分からないけど岸田首相がどこまで続投を狙えるのだろう。正直新しいリーダーにまず雰囲気から変えてもらいたい。 派閥の印象の薄い人物が今後影響力を持つなら、議長のおっしゃった小泉純一郎氏のご子息も可能性がある。個人的にこの人が良い！という具体的な人物はいないが誰がトップになっても品行方正に推進する体制を期待したい。

多様性が重要、政局より政策を（いぬいるか・東京都・64）

内閣改造や党首交代によって、女性や若手が活躍することを期待します。ジェンダーやエイジを超えた多様性を持たせることによって、今までの均質性による歪みを解消しなければならないと思うのです。その意味では政権交代も必要だと思いますが、私が期待できる「人」は今のところ居ません。「政局より政策」を重視して志高く動いてくれる政治家は居ないでしょうか。

女性首相と二大政党制（シンゴパパ・静岡県・56）

解散するのは自民党にメリットないでしょうから、やるとしたら内閣改造か、9月の党首選挙による政権交代となると思います。党首選挙までは時間があるため、無派閥議員を中心とした内閣改造で持たせて、党首交代により支持率回復後に衆議院解散というのが、自民党の描くストーリーかと思います。出来ればオジサンにオバサン呼ばわりされたような女性首相の誕生を願います。本当は二大政党制を望みますが、自民党の岩盤支持層が強い日本では、道のりは遠いと思わざるをえません。

国民に支持されている人が総裁に（レッズ・埼玉県・43）

自民党総裁（首相）については、これまで各派閥が票を取りまとめることで選ばれてきましたが、私はこの仕組みが大変不満でした。国民に支持される人が選ばれることが無かったからです。派閥が解散することで今年の総裁選がどうなるのか不明ですが、国民に支持されている人（石破氏など）が選ばれて欲しいと強く願います。

新たな布陣の内閣を（DiamondBar・東京都・55）

今は玉突きで問題のあった大臣クラスを入れ替えていますが、まずは、派閥間のバランスに配慮した大臣ではなく、適材適所を重視した内閣に再編することが必須だと思います。さらにそこで実績を示した人が、総理などの要職に就くのが、一番納得しやすいです。派閥間の調整で総理や大臣が決まることがないように変わってほしいです。

今こそ真摯な議論を（blueberry53・大阪府・67）

不透明な資金の流れは政治の信頼をおとしめたことには間違いないが、世界的に大事な選挙が行われ、中東の混乱の波及など国際情勢の不安定化が懸念される中、強くかじ取りのできるトップがリーダーとならなければならないと思います。その意味では、政治とお金の問題だけで政局にするのはどうかと思います。今こそ、国会議員が政策と情勢判断について真摯な議論をして欲しいと思います。

交代からの一新（真打ち・栃木県・54）

私が期待する政局は、現内閣を"解体"し、新体制を作ることで、派閥や裏金問題を一掃した政界の環境整備である。人事環境を変えずに一新する方法では、国民の賛同が得られず、政治不信を助長させるだけではないか。人が作った悪しき慣習には、人に責任を取らせるという基本的な姿勢が、誠実さを示す上でも重要だと私は思う。

岸田内閣の支持率が低迷するなかで、ポスト岸田の話題も盛んになってきました。自民党の総裁選は秋ですが、そこまで政権が持つのか、「政治刷新」を求める世論は、政治資金集め改革にとどまらず、これまでの自民党政治の「刷新」を期待しているように思えます。
 
「個人的にこの人が良い！という具体的な人物はいないが、誰がトップになっても品行方正に推進する体制を期待したい」（しょこさん）。次期首相に求める第一は「品行方正」ですね。「秘書や会計担当者まかせ」は「品行方正」とは言えません。
 
「派閥間の調整で総理や大臣が決まることがないように変わってほしい」（DiamondBarさん）、「国民に支持されている人（石破氏など）が選ばれて欲しい」（レッズさん）。多くの派閥は解散しましたから、残存派閥や旧派閥の調整で首相が選ばれるのは勘弁してほしいですね。
 
「女性や若手が活躍することを期待します。ジェンダーやエイジを超えた多様性を持たせることによって、今までの均質性による歪みを解消しなければならない」（いぬいるかさん）。自民党が選挙で負けないためには、少なくともイメージチェンジが必要で、選挙の顔として「女性」や「若手」は出てきそうですね。
 
「オジサンにオバサン呼ばわりされたような女性首相の誕生を願います」（シンゴパパさん）。このところ上川外相の首相待望論が急浮上ですね。上川法相時代の死刑執行命令は16人、決断の人なのですね。
 
「政治とお金の問題だけで政局にするのはどうか」（blueberry53さん）。新しい首相を選ぶなら、世界を見据えた強いリーダーシップが必要だということです。
 
こうした条件を満たさず中途半端な人事一新で終われば、「国民の賛同が得られず、政治不信を助長させるだけではないか」（真打ちさん）。国民の怒りをみれば、その通りだと思います。とはいえ、私たちが望むような条件にかなう人を探すのは、なかなか難しいように思います。それがこれまでの派閥政治の最大の失敗だと思います。
 
政権党である自民党の不透明な資金集めをめぐって、多数の投稿をありがとうございました。民主党政権から自民・公明が政権を奪い返してから10年になります。そろそろ大きな変化が起きてもおかしくはありません。「裏金ノー」の声がよりよい政治につながることを期待します。

• 2024.02.02
• 高成田享 コラムニスト、元 朝日新聞論説委員