イー・ウーマン（ewoman）

薬膳蒸しパン（ぺり・福岡県・42）

さつま芋のはいった蒸しパンが好きでよく作ります。最近、枸杞の実やナツメをいれた薬膳蒸しパンを食べるようになりました。休日に多めに作って冷凍すれば、朝食やおやつにも使えます。１年ほど前から漢方を服用しており枸杞の実やナツメを料理に取り入れるようになりました。特にナツメは体調に合うのか、食べはじめて長年悩まされていた生理痛が劇的に楽になりました。

お味噌汁（wrenn・千葉県・46）

私は結婚するつもりもなく、料理は苦手というより何も学んでこなかったので、思いがけず結婚して、夫の両親と同居。義母からお味噌汁の作り方を習いました。具材は2品か3品。里芋かじゃが芋が必ず入ります。「オカカ」という道具を使って削りたての鰹節を入れます。安全に鰹節がけずれる名品です。そしてお味噌を入れるだけのシンプルな味噌スープですが、絶品です。子どもの大好物がお味噌汁で、汁物の日でもお味噌汁は別腹で必ず毎日作ります。

得意料理は鯛飯（SallyChan・東京都・53）

私の作る鯛飯は鯛のアラを使って作るので安上がり。鯛は下処理して血合いやウロコを取り、魚焼きグリルで焼いて骨を取ります。皮はコラーゲンたっぷりで美味しいですから丁寧にほぐします。ご飯は昆布、たっぷりのすりおろしショウガ、薄口醤油、細切りした油揚げをいれて炊きます。炊き上がったらさきほどの鯛をまぜこんで、今の季節は山椒の若芽を添えてできあがり。面倒な人は切り身やお刺身をご飯と一緒に炊いてしまってもOK。冷凍した鯛飯とネギと玉子でチャーハンも美味です。

新じゃが（ナカサワ・東京都・54）

今の季節、新じゃがを使ったメニューをよく作ります。皮をむかず、こすり洗いするだけなので一手間省けるのも良いです。昨夜作ったのは「新じゃがの揚げ煮」。大き目の一口大に切ったじゃがいもをレンジで8割がた火を通し、多めに油をひいたフライパンで狐色に焼きます。油をふき取ったら、みりん１：酒１：砂糖１：醤油２の調味液をからめ、砂糖がキャラメリゼされる位まで煮詰めて完成です。

ニンジン巻き巻きお肉（まおにゃん・茨城県・61）

ニンジンを千切りした物を、二、三本、豚肉で巻いて焼いた物です。巻いたものをフライパンで焼き目がつくまで焼いてから、日本酒と焼肉のタレを入れて、五分くらい弱火で蓋をして蒸し焼きにします。その後、蓋を取って、水気を飛ばしてタレが絡むようになったら、出来上がりです。手間がかかるようですが、意外と簡単に出来て、ご馳走感があって家族には人気です。豚肉は家族が脂身が嫌いなので、バラ肉ではなく、ロース肉を使っています。

迷ったらコレ！（abbyi・神奈川県・46）

土日に作り置きしたものを平日に食べるルーティンなので、週に1回くらいしか料理はしませんが、それでも献立には迷うことが多いです。前週とかぶっていなければ、とりあえずポトフです。特に、ウインナーソーセージを入れたポトフは、調理時間が短く済むので、しょっちゅう作っています。

野菜スープの爆作り（Kylin・大阪府・65）

妻が体調不良の時に作った介護食としての野菜スープが我ながら絶品でハマりました。市販のブイヨンに、太ウインナー・キャベツ・玉ねぎ・椎茸・ピーマンを適当に切って放り込み煮るだけ。多く作って冷凍しておきます。濃いめに作ると、スープパスタのスープにもなります。自分で料理をすると、今まで興味のなかったスーパーの野菜・魚・肉コーナーをじっくりと眺める楽しみが増えました。

娘がすきなもの（いーちゃん・青森県・63）

肉じゃがとペペロンチーノ。自分では何とも思っていないのですが、娘がおいしいと言ってくれ、帰省するたびにリクエストが出るものだから、それが私の得意料理なのかなと思っています。

お手軽ツールを多用（DiamondBar・東京都・55）

料理をする機会は多いものの、味付けは毎回何となくであり、青椒肉絲の素とか麻婆豆腐の素とかパスタソースとかのお手軽ツールを多用しています。オリジナルのレシピというところまで至っていない感じです。普段あまり扱わない食材の時には携帯でレシピを検索して料理しますが、毎回検索して作りやすそうなものを選んでいます。

皆さま、たくさんの投稿ありがとうございます。
 「お得意レシピありますか？」の投票結果は、5月13日（月）11:00現在、YES:68％、NO:32％。YESが約7割との投票結果になりました。
 
初日から学びが多い！投稿ありがとうございます！ この原稿を書く前に、投稿されたレシピを試したくなってうずうずしています。
では、【YES】の方から見てみましょう。
 
◆得意レシピ：「薬膳蒸しパン」（ぺりさん）
枸杞（クコ）の漢字を覚えました！さつま芋の蒸しパンから、クコ、ナツメが加わり、薬膳蒸しパンに進化したのですね。まさに医食同源レシピ。ちなみに、ナツメは、漢字で「棗」と書きます。さっき調べました（笑）
 
◆得意レシピ：「お味噌汁」（rennさん）
味噌汁は、作る人の数だけ得意レシピがありますが、rennさんの場合は、里芋、じゃがいもを必ず入れるのが定番。そして「オカカ」という道具を使う。調べましたよ。かつお節を器械に挟んで、ハンドルを回して削るカツオ節削り器ですね。削りたては絶対に美味しい！得意料理に便利道具あり！です。
 
◆得意レシピ：「鯛飯」（SallyChanさん）
先日「美味しんぼ」のアニメで、鯛の皮を炙って寿司を握る話を見たところでした。この「鯛飯」は、まさに究極のメニューですよ。仕上げに、この季節の「山椒の若芽」をのせるなんて。このメニューなら、海原雄山に勝てますね！
 
◆得意レシピ：「新じゃがの揚げ煮」（ナカサワさん）
字数制限のある投稿の文中に、季節感と、簡単に作れるレシピ情報までまとめていただきました。揚げ煮、私も手軽で美味しく作れるので、よく作りますが「新じゃが」は作っていませんでした。作り置きにもピッタリのメニューですね。
 
◆得意レシピ：「ニンジン巻き巻きお肉」（まおにゃんさん）
肉と野菜を同時に美味しく食べられるレシピは、重宝しますよね。家族の人気料理が得意レシピというのもいい。手間がかかる料理ほど、すぐになくなる説ですね。
 
◆得意レシピ：「ポトフ」（abbyiさん）
隔週ぐらいで作られる、ウインナーソーセージ入りポトフ。残っている野菜で作ることができるし、ごはんにもパンにも相性がいい。汁ものと主菜、副菜を兼ねられる、いい得意料理ですね。
 
◆得意レシピ：「野菜スープ」（Kylinさん）
Kylinさんは、パートナーさんの介護食を作ることがきかっけで得意レシピができたとか。多めに作って冷凍したり、スープパスタに活用したりと、スープの七変化活用までたどり着かれました。「誰かのために」がきっかけで、たくさんの得意レシピってできるんですよね。
 
◆得意レシピ：「肉じゃが」「ペペロンチーノ」（いーちゃんさん）
娘さんからリクエストされる料理が得意レシピに。そうなんですよね。得意って、自分で決めるだけじゃないのです。次のリクエストが楽しみですね。
 
【NO】の方も見てみましょう。
日常料理をされるDiamondBarさんは。得意レシピがない「ＮＯ」ですが、どんな料理も、食材や調味料を選ぶところから、料理は始まっていますから、●●の素を使ったとしても、それが得意レシピだと思います。料理で重要なことは「ストレスを感じないで作る」ことですから。
 
ということで、皆さま投稿ありがとうございました。いやいや、原稿まとめていて楽しいですよ。得意レシピですから、何度も作っている料理。何度も作るということは、美味しいから。そんな料理のアイデアをたくさんありがとうございます。
 
皆さんの得意レシピには、物語がありますね。「食材」「調味料」「道具」「食べる人」「季節」と。特に、誰かに「美味しい」って言ってもらうことで、たくさん「得意レシピ」ができるのだなと思いました。
 
そこで、２回目の議論は、「お得意レシピありますか？」にYES/NOで投票のうえ、
【ＹES】の方は、
・「食材」「調味料」「道具」「食べる人」「季節」情報があれば教えてください
・誰かに「美味しい」って言ってもらえた得意レシピを教えてください
【NO】の方は、
・Yesとまではいかないけれど、実はこんな料理なら作っている
・そもそも料理が苦手。その理由は。
など、皆さんの得意レシピ情報お待ちしています。
 
 
 
【ビストロパパおすすめ得意料理その2】
 
お弁当のおかずにもピッタリ
◆米粉と米油で作る　ふわふわ鶏むねのピカタ



（2枚分｜30分）
材料：
鶏むね肉・・・2枚
塩・・・小さじ1
こしょう・・・少々
酒・・・大さじ2
米粉・・・大さじ2～
卵・・・2個
米油・・・大さじ2
 
作り方：
1.鶏むね肉の皮をとり、細長く半分に切ったら斜めそぎ切りしボウルに入れる。
2.１のボウルに、塩、こしょう、酒を入れてよく揉む。米粉をまぶして絡める。
3.ボウルに卵を割り入れて溶く。２の肉を卵に絡める。
4.フライパンを火にかけ熱くなったら油を入れる。３の卵液を絡めた肉を並べて強めの中火で焼く。しばらくそのまま焼き、焼き色がついたら裏返す。両面きつね色に焼き色がついたら出来上がり。
 
食べ方：ウスターソース＋ケチャップなどで





★滝村議長の過去の円卓会議より
・和食の得意料理、ありますか？
・家族の誰かが「孤食」。週に半分以上？
・「健康寿命」を意識した食生活、していますか？



＜運営事務局より＞
投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。
・自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に編集させていただく場合もありますのでご了承ください。
・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。
・議長からの各日の投げかけ（赤字部分）に答えた内容で投稿してください。

• 2024.05.13
• 滝村雅晴 パパ料理研究家、株式会社ビストロパパ 代表取締役、大正大学客員教授