イー・ウーマン（ewoman）

ランニングで（ナカサワ・東京都・55）

2回目のフルマラソンに挑戦中です。私は猫背巻き肩になりがちで、そうなると重心が下がって効率よく前に足が出ない気がします。スムーズに走るためには、きれいな姿勢＝体幹が必要。また好きなダンスユニットできれいな動きをする人には体幹の強さを感じることが多いです。体幹がしっかりしていると、手足のしなやかさが際立ったり、無理目なポーズも決まる気がします。

言われて初めて意識しました（まおにゃん・茨城県・61）

今回の問いかけで、初めて体幹を意識しました。どんなスポーツでも体幹がしっかりしていることが最も大切だと思っていますが、あえて鍛えようとは思っていませんでした。私は猫背であることが困り事ですので、体幹を鍛えることで、姿勢がよくなるのであれば、是非鍛えたいです。

姿勢が基本（DiamondBar・東京都・55）

ランニングとサッカーをしています。気にしているのは姿勢です。ランニングは姿勢が悪いと、地面を蹴る力にロスが生じ、疲れるだけでなくスピードも上がりにくいです。サッカーでは姿勢が悪いと、相手と競り合ったときにバランスを崩し相手にボールを奪われるだけでなく、前後左右に動く時の反応も遅れます。姿勢を正しく保つためにはインナーマッスルの強化、すなわち体幹を鍛える必要があると理解しています。

ピラティスのレッスン（やっちゃん２４・大阪府・55）

私はピラティスのレッスンを受けています。以前はマットピラティスでしたが、現在はマシンピラティスです。呼吸と動かす部分を意識することが大切だと実感しています。レッスンを受けたあとは身体が軽く動かしやすく、身体が引き締まっています。生涯の習慣にしたいです。

年齢から来るものへの対応（blueberry53・大阪府・68）

私もある程度の年齢になってきましたので、怪我の防止について真剣に考える必要があると思っています。体幹を鍛えることで年齢からくる怪我の予防にどのように役立つのか、また、年齢に応じた無理のない体幹の鍛え方などについて興味があります。

興味ありありです！（nch・神奈川県・62）

毎日10分程度の道のりをマウンテンバイクで通勤しています。坂道が多いので電動自転車に憧れますが、自力で頑張ろうと思っています。やはり60代に突入してなんとなく判断力というのかとっさの動きが鈍くなってきたと感じます。段差や轍にはまりそうな時など思わぬアクシデントに対応するためにも、体幹を鍛えることが大切かなと考えているこの頃です。

まっすぐ立つ（shosho・京都府・59）

コロナ禍の生活と更年期で体調を崩したことをきっかけにピラティスを始めました。継続しやすくするために教室に通っているのですが、良い先生に恵まれました。立つことひとつでも、いろいろな筋肉でバランスを取って体の動きを支えていることに気づかされました。それと、姿勢が良いと痩せて見えるようで、思いがけないボーナスポイントでした。

ありますあります（しろえちゃん・宮城県・53）

勝手なイメージとして、身体の真ん中の筋を一本通すというか、均等のとれた背筋がピーンとする感じ。以前、力を入れ過ぎて良く無いと言われ、力の抜き方を教わりましたが、鍛えるとは一体！？興味ありありです。

ご投票とご投稿いただきましてありがとうございました！YESが98％とご興味がある方が多く、とても嬉しいです。これからの解説にも力が入ります。

体幹のインナーマッスルの中の1つに、「コアマッスル」と言われる4つの筋肉があります。このコアマッスルは自分で意識することが難しい筋肉です。例えばインナーマッスルを下着とすると、コアマッスルは補正下着というイメージです。補正下着は意識をしなくてもボディラインを保ってくれます。同じようにコアマッスルも意識をしなくても姿勢、内臓の安定に大きくかかわっています。投稿では「鍛える」という言葉を使っている方が多いのですが、意識をして鍛えることが難しい筋肉です。
 
体幹の最初のトレーニングは、産声をあげた時から始まっています。呼吸や寝返り動作、はいはい、立つ、歩くという体幹のトレーニングを私たちは無意識に行って鍛えてきました。
 
しかし、日常生活で同じ動きの繰り返しや、ケガなどで筋バランスを崩すと、自分の意識で使いやすいアウターマッスルを無意識に使ってバランスをとるようになります。これが姿勢の歪みや筋肉のコリハリ、関節痛など不調を招きます。無意識に同じ筋肉に指令を出し続けているうちに、本来使えていた筋肉、「体幹」をおろそかにしていて筋バランスを崩しているのです。
 
大切なことは、赤ちゃんの頃からトレーニングしてきた、もともと持っているコアマッスルの機能を取り戻せるように整えることです。本来使えていた体幹に指令がいきにくくなっているだけなので、その信号を行きやすいように整えてあげることが必要です。そのため、今回のテーマでも「整える」という言葉を使っています。
 
姿勢が気になっているという投稿をいただいた、ナカサワさん、まおにゃんさん、DiamondBarさん、ありがとうございます。姿勢や猫背が気になる、肩がこるという方は、コアマッスルの入り口である呼吸がうまくいっていない可能性があります。また、どのスポーツにおいても大切なのは体の軸回転です。まさしく寝返り動作です。

ピラティスをされているやっちゃん２４さん、shoshoさん。「呼吸と動かす部分を意識」「立つことひとつでも、いろいろな筋肉でバランスを取って体の動きを支えている」という体幹のイメージはその通りです！　体幹のコアマッスルは背骨を頭方向に引きあげる働きをしています。ただ、しろえちゃんさんの「背筋がピーン」というのはちょっと違います。これはいいご意見なので、次回に解説したいと思います。

nchさん、いざという時に踏ん張れたり、力を発揮するためには体幹は重要ですね。体幹がしっかりしていると筋力が30％あがるというデータもあるほどです。

私たち人間は常に重力との戦いです。blueberry53さんと同じように、年齢に応じた無理のない整え方について私もよく相談を受けています。以前、75歳の女性のお客様を担当させていただき、年間0.7㎝ずつ身長が伸び、78歳で身長が2.1㎝も戻りました。行ったのは呼吸と寝返りの動作を、重力に対してポジションを変えていっただけです。
 
「鍛える」とはちょっと違う、体幹を「整える」ということについて、イメージが湧いてきたでしょうか。
では、私たちは日々どのようにしていけばいいのでしょうか。まずは、あなた自身の状態を見てみましょう。
 
呼吸、寝返り、立ち上がる、歩く。こういった動作は本来持っているコアマッスルが先に働き、体幹→手足という順番で行われるものですが、私たちは手足など目に見えるアウターマッスルを動かして、崩れたバランスを取り戻そうとしがちです。
 
今、呼吸をしている時、どこが動いていますか？ 肩ですか？　背中、または身体のどの部分の筋肉を使っていますか？　
寝返りはスムーズに打てますか？　
立ち上がる時、歩く時、胴体（体幹）の筋肉は反応していますか？　実際に動かしてみて、教えてください。
また、それによって気づいたこと、気になること、質問などもお寄せください。

「体幹を整える」に興味がありますか？にYES、NOでお答えの上、みなさんからの投稿をお待ちしています。


＜運営事務局より＞
投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。
・自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。
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★体に関する過去のテーマ
・あなたは、風邪など体調不良が多い方ですか？
・あなたの姿勢、悪くなっていませんか？
・家でのヨガ。生活に取り入れたいですか？

• 2024.09.23
• 坂本紀子 パーソナルトレーナー