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会議番号:3771 開催期間 2025年03月07日- 04月25日
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こんにちは。ITの調査コンサルティング会社、MM総研所長の関口です。ダイバーシティ円卓会議でまた皆さんと議論できるのを楽しみにしています。 今回は「日本はAI時代をリードできると思いますか?」がテーマです。実は私は今、携帯電話技術の国際見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」の取材でスペインのバルセロナに来ています。携帯市場でも最大の関心事は人工知能(AI)の活用です。この会議ではそうしたAIについて皆さんと一緒に考えていければと思います。 AIの概念はもともと1950年代に登場しましたが、最近最も注目されているのが「ChatGPT」などの生成AIです。文章を作成したり画像を生成したりするのが得意で、大規模言語モデル(LLM)という技術がベースになっています。インターネット上の大量のデータを学習し、テキストで質問を投げると、それに合った答えを返してくれます。ChatGPTを開発したオープンAIのほか、グーグルの「Gemini(ジェミニ)」、メタ(フェイスブック)の「Llama(ラマ)」、マイクロソフトの「Copilot(コパイロット)」など米国のIT企業がこの分野をリードしています。 ChatGPTは2022年11月に登場し、わずか5日間で100万ユーザーを獲得しましたが、日本企業も米国勢に負けまいと2024年春ごろから生成AIを投入しました。NECの「cotomi(ことみ)」、NTTの「tsuzumi(つづみ)」、富士通の「Kozuchi(こづち)」などです。いずれも日本的な名前になっているのは「日本語に強い」という意味を込めて名付けしたからです。 米国勢も日本勢も技術的にはLLMをベースにしていますが、米国勢がインターネット上の様々なデータを学習しているのに対し、日本勢はビジネス用途を主眼に置き、インターネットに公開されていない企業や組織内のデータを学習しているのが大きな違いです。生成AIの学習には大量の電力を消費し莫大な投資が必要なため、なるべく少ないコストで成果を上げようというわけです。 ということでAI時代はまだ始まったばかりといえますが、日本はそうしたAIの分野で世界をリードできると皆さんはお考えですか。「リードできる」と思う方は「Yes」、そう思わないという方は「No」とお答えいただき、その理由を挙げて下さい。今回もたくさんのご投稿をお待ちしております。★関口議長の過去の円卓会議より・GAFAに対する規制、必要だと思いますか?・タクシー配車アプリ、使っていますか?・ChatGPT、使ったことありますか?<運営事務局より>・3月28日(金)まで全4回、毎週金曜に議長コメントを更新します。それを受けた投稿を、水曜朝までを目処にお送りください。水曜午後以降でも次回に掲載されることがありますので、ぜひご投稿ください。・投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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