第15回国際女性ビジネス会議リポート

会議の全体リポート

たくさんの出会いと刺激に満ちた10時間!

2010年7月24日(土)。向上心のある前向きな働く女性たちにとって夏の一大イベントともなっている「国際女性ビジネス会議」の第15回目が幕を開けました。

国際女性ビジネス会議は1996年に始まり、第1回開催から参加者の平均満足度が98%以上という、驚異的な数値を誇ります。「志高い仲間と出会いたい」という思いを胸に、今年は850名近くもの参加者が全国そして海外から集まりました。

今年の会議テーマは「明日を動かそう!~新しい人、企業、社会~Making a Difference」。会議の企画・プロデュースをしている実行委員長の佐々木かをりによる、10時のオープニングメッセージで開会となりました。今年のテーマの意図と共に、「明日を動かすためには、今自分が何をするか、どんな貢献ができるかに尽きる。私たち一人ひとりが志高く、前進することが重要。今日この場で“いい体験”を作ることに、お互い貢献しあうところから、始めましょう」と語り、1日が始まりました。

今年のプログラムは、開会の挨拶のあと、林文子さんの10分トークで始まりました。そして、鎌田由美子さん、秋池玲子さんの講演、伊勢崎賢治さんとマエキタミヤコさんによるジャズ演奏とランチョントーク。そしてそれらの前後に田坂広志さんの詩の朗読や、今年の後援企業でもあるインテルの吉田和正社長によるトークが行われ、なんとも贅沢な、そして「国際女性ビジネス会議」ならではのプログラム展開。着席のコースランチの後、午後は各界の専門家、著名人を講師に招き、2セッション、合計13テーマの会場に分かれて分科会。その後、夜8時まで全員参加のネットワーキングパーティーという構成です。「学ぼう。出会おう」という気持ちで目を輝かせた女性たちが会場を埋め尽くす光景は、まさに壮観でした。

11カ国籍、842名が参加! ツイッターでの中継も!

「国際女性ビジネス会議」は、参加者の国籍もさまざまです。朝の大会場での会議には、英語・日本語の同時通訳が付きます。今年は、各国の大使館関係の参加も含め、日本をはじめとする東アジアを筆頭に、オセアニア、欧米、アフリカまで11カ国籍の参加者がありました。

参加者は30代~40代の働く女性が中心。またエグゼクティブ世代の女性も多く参加しています。しかし、参加条件は、年齢や職業ではありません。志が高く、貢献する意識のある人なら、だれでも、公式ホームページから、参加申し込みができます。大学生も、もちろん男性も参加でき、例年、全体の5~7%が男性です。

今年の最年少参加者は、19歳の大学生。そして最高齢は82歳。「志」を共通項として10代から80代が、同じ場に、同じ志で集い、同じ空間で学ぶ。世界的に見ても他に例がない「ビジネス会議」かもしれません。

また今年は、分科会の議論の様子をツイッターで会場外にも「生中継」するという、初の試みも実施されました。


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