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どうやって最初の会員を集めたのですか。
我々は戦略的に組織を立ち上げました。設立は2003年3月12日ですが、その日の日経新聞と朝日新聞の朝刊に「全国社外取締役ネットワーク発足」という記事を書いていただいたんですね。それでその日の夜、テレビ東京のワールドビジネスサテライトという番組がありますね。中谷巌先生が、当時、2カ月に1週間ぐらいのペースでコメンテーターを務められていましたので、そこで取り上げてもらいました。
発起人総会というのを夕方にやったんですけれども、そこにテレビカメラに入っていただいた。ですので、「全国社外取締役ネットワーク発足」というのが朝に日経新聞、朝日新聞、夕方にワールドビジネスサテライトに出た。さらに発起人総会後は、田村さんと中谷先生と私とで、記者クラブに行って会見を開きました。日経、朝日に続いて、翌日以降、他のメディアが取り上げた。そうしたこともあって、設立当初から入会者がどんどん集まってきました。
すばらしい。
経済界の有力者の中で社外取締役を務めている方々に理事として入ってもらって、コネクションを活用させていただきました。マスコミにかなり好意的に取り上げていただいたこともあるし、経済界の有力者のご支援をいただいたのも大きかったですね。
意味のあるネットワークですからね。
そうですね。ですから人集めには、最初はあまり苦労しなかったというところがあります。普通は苦労するのでしょうが。
今は何人ぐらい会員がいるのですか?
今は350人ぐらいの個人会員と50社強の法人会員がいます。
すばらしい。私も現在、上場企業の社外取締役を務めていることもあり会員の1人に入れていただいているのですけれども、拝見していると、かなり勉強会のお知らせがきますが、これは情報交換や社外取締役としての力を高める勉強の場ですね。
そうですね。講義スタイルのものもありますが、相互研鑽という意味合いが大きいと思っています。このレベルの方々になってくると、誰が受講生で、誰が講師という話ではなくて、相互に学習していただくのがいいと思うんですね。
ただコーポレート・ガバナンスの最新事情については、事務局側が情報をいっぱい持っていますので、それについては今はこうなっています、社外取締役を務める皆様はそれに対して、どういう取り組みをされますか、と問題提起をすることは一部にはあります。