働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3102 開催期間 2011年07月04日- 07月11日
ワークライフバランスとダイバーシティ(多様性)を専門とするコンサルタントのパクです。今週一週間、「アジア人材」について議論していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 リーマンショック後、欧米経済が足踏みする中、急速に立ち直り、著しく成長を続けるアジア経済。今後もアジアは大きく発展することが期待されています。 残念ながら日本の国内市場は、少子高齢化や人口減少、さらには消費者の嗜好の変化により弱体化し続けています。このような現状下、アジアが注目を浴び、アジア市場を「日本の内需」として取り込むことで、日本の経済発展につなげようする動きが出てきました。 実際、日本企業においてのアジアの存在感は大きく高まっています。 日本からの輸出相手国・地域の全輸出額の割合で見ると、中国、韓国、台湾、香港、シンガポール、タイ5カ国の合計は89年25%でしたが、09年には46%と拡大しました。(財務省調べ) ただ、アジアはさらなる発展が期待されるため、世界がアジア市場獲得に進出していて、グローバル競争はどんどん激化するばかりです。 日本企業がグローバル化を進める上での一番の課題は「グローバル人材」。特に、アジアで通用する人材なのですが、日本は海外と比べて大幅に不足している状態で、これでは日本の将来は明るくなりえません。 個人的な事ですが、私は今後アジアが世界で経済的にも政治的にも極めて大きな存在感を持つと思い、昨年、公立中学を卒業した15歳の娘をシンガポールへ高校留学させました。娘の将来に備えてです。 さて、皆さん、教えてください。あなたはアジア人材として通用すると思いますか? 議論の中では現状分析だけでなく、私の個人的な見解をいろいろとお話していきたいと思いますので、ぜひ、皆さんも多くの多様でユニークなご意見、お願いします!
☆『アジアで稼ぐ「アジア人材」になれ!』を出版しました。
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.