働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3222 開催期間 2013年03月08日- 03月15日
久しぶりの登板です。今回は「ネットで政治は変えられるか」をテーマにしました。今、ネット選挙解禁ということで、国会でも議論がされていますが、選挙だけではなく、広く政治との関わりの中で、ネットは今後中心的な役割を果たすのだろうかという問題意識から、このテーマを選びました。 私自身、国会議員を3年3ヶ月やってみて、またその前の準備期間2年間も踏まえて、今の政治あるいは政治家が有権者の方々に接する機会が限定されていると感じてきました。町内会の集まりや地元のお祭りなど、地元の方たちと会う機会としては大切ですが、企業で働いている人や、若い方たちと接する、あるいは言葉を交わす場はなかなかないのが現状です。また、政治の世界では、直接会うことによって支持や支援が広がるという固定観念がありますが、物理的にすべての方に会う時間を割けないというジレンマがあります。 一方、ネット上の発信は、広く多くの方たちに見ていただけますが、デジタルデバイド(高齢者の方たちなど、ITになじみのない方たちが取り残されてしまうこと)の問題など、情報が届く先が一部の方たちに偏るのではないか。またネットで真意が伝わるか、発信したものが不正に使われてしまうのではないかというリスクも考えられます。ネットからの意見では、性別、職業、地域性なども含めて、属性が見えにくいということもあります。 今までは、投票率の高い高齢者の方々へのアクセスが重視され、その分ネットの優位性も軽んじられてきたという背景もあるでしょう。また、政治家本人があまりITを得意としていなかったということもあるかもしれません。 ネットを使う世代が台頭してくることによって、政治への参画も変わってくるのでしょうか。ネットを通じて政治を変えていくことができるのでしょうか。 変えられる(YES)と思う方、変えられない(NO)と思う方ともに、第1回目の今日は、「ネットによって、このような動きを起こすことができた」、あるいは「政治に関わった」、または「ネットでこういうマイナス面があった」など、今までの「あなた自身のネットでの取り組み、体験」などとともに、ご意見をいただければと思います。 一週間よろしくお願いいたします。★こちらもお読みください〜江端議長の過去の円卓会議・就職難。本人の責任ですか?
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