イー・ウーマン（ewoman）

久しぶりに円卓会議の議長を務めます江端貴子です。「あなたはスピーチが上手ですか？」と聞かれて、なかなかハイという方は少ないかもしれません。人前で話すことが苦手でとか、あるいはこの頃そういう機会が多くなって気が重いという方もいらっしゃるかもしれませんね。

私たちが自立して、仕事をやっていくときに、一つは自分自身の考え方、視点をもつことが重要。そして、それを人に明確に伝えることも重要になってきます。スピーチが上手かどうかで、仕事の質がぐっと変わってくることも少なくありません。一口にスピーチと言っても、冠婚葬祭でのご挨拶や、仕事でのプレゼンテーションなど、様々な形態があるかと思いますが、聞き手の心をつかみ、わかりやすく伝えるということは、共通に必要なことです。

かくいう私は、国会議員としての期間を含め、8年間政治活動を行ってきました。政治家にとって、スピーチは、有権者に自身の考えを訴える重要なツールであり、古今東西、色々な政治家のスピーチが名言として語られています。私も最初は5分話すにも、ドキドキしましたが、今では、10分なら10分、2時間と言われたら2時間、話すことができるようになりました。ある程度、場数を踏むということが、スピーチの上達につながりますが、しかし何回やっても、色々な反省点もあります。

さあ、改めて「あなたはスピーチが上手ですか？」。
どういうスピーチが上手なスピーチといえるのでしょう。まずは自分なりのスピーチの評価基準を教えていただきながら、だから「私はスピーチが上手だ」あるいは「スピーチが上手でない」というご意見をいただければと思います。
1週間、よろしくお願いいたします。




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• 2015.11.13
• 江端貴子 株式会社えばたたかこ事務所 代表取締役