働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3684 開催期間 2022年05月27日- 06月03日
初めて「働く人の円卓会議」議長を務めます、軍事アナリストの小川和久です。一週間、どうぞよろしくお願いします。 日米首脳会談で、岸田文雄首相はバイデン大統領に対し「防衛費の大幅増額」「防衛力の抜本的強化」を伝え、大きな話題となりました。 ロシアのウクライナ侵略と台湾に対する中国の武力統一の動きを受けて、防衛費増額を期待する向きは、「GDP(国民総生産)2%」と数値目標を挙げたりもしています。確かに「GDP2%」はNATO(北大西洋条約機構)諸国がかねてから合意しており、その履行についてアメリカから強く迫られてきたという経緯があります。2022(令和4)年度の日本の防衛費は5兆4797億円(概算要求額)。「GDP2%」ということになると、それが倍増して11兆円ほどになります。 意外に知られていないのですが、日本の防衛費の内訳は人件・糧食費が40%ほどを占め、武器などの装備品を購入したり、訓練に要する費用は限られているのです。国連平和維持活動(PKO)に自衛隊を派遣するのもままならず、大規模災害の時の対処にも限界があります。 「GDP2%」はともかく、防衛費が大幅に増額されると、そうした問題が改善されることは間違いなく、悪いことではないのですが、実は課題が残っています。 あなたは、防衛予算を増やしたほうがよいと思いますか? YES、NO、それぞれのご意見をお待ちしています。皆さんの投稿を拝見し、その点についての私の考えを述べさせていただきたいと思います。*イー・ウーマン編集担当より 投稿のルール「I statement」(「〜べき」は使わないなど)を守り、「国民は」「普通は」などではなく、「私」を主語として、自分の考えを投稿してください。 掲載する投稿には、編集にて「私は」を入れさせていただく場合もありますのでご了承ください。★過去の関連テーマ・「核」の不安、高まりましたか?(高成田享議長)・対中関係、厳しくなっていると思いますか?(藤田正美議長)・北朝鮮の動向、注視していますか?(磐村和哉議長)
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