イー・ウーマン（ewoman）

それで、キリンで経営の仕事をされたのちに退職されてMITでMBAを。

90年ぐらいだと男女雇用機会均等法が施行されて数年とはいえ、まだまだ実態は伴わず、というころでしたね。私が「プロ意識のある女性のネットワーク」というのを作って、働く女性たちをネットワーク化をしたのが89年。会報づくりということでいろんな企業に取材に行ったんですけれども、新聞には「女性リーダー」などと紹介されていた人が会ってみると、名前だけだったししてがっかりしたことも多く。

私たちも、もし10人女性がいると、OLさんが9人、ワーキングウーマンが1人という感じだと思っていました。

そんな時に、経済を学習しようと海外にでて、その後は、マッキンゼーを選ばれましたが、まあこれは、「MBAの後はマッキンゼーかな」という流れで（笑）。

その最中に、今度は産業再生機構。これは、募集を見て「これだ！」と思ったわけですか。それはどんなひらめきで、どんな様子だったんですか？