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だんだん、開いてくれるということですね。
はい、最初は、会議でも、誰も何もしゃべらないんですけれども、そこを毎週話していると、メンバーの中に話したそうな方が見えてくる。そういう人に会議中に水を向けると、以前から感じていた問題意識をたくさん言ったりするようになって、徐々に他の人もつられて話しだしたりとか。
そういう中で、新しい方向性に「絶対反対!」と言う方もいますが、何十年もやってきて、経験もある中であえて反対しているので、もしかしたら、こちらが間違えているかもしれないと聞いたり、議論したりしていると、かえってすごくいい関係になって、建設的な関係をその後も続けられた方もいました。
そうですよね。解決のために課題をテーブルに上げるという意味では、別に、違う意見でも構わないわけですからね。
そうですね。外から1ヵ月ぐらい見た査定で分かることと、実際に入っていって分かることって、深さが違いますから。何でも「そうですね」って言われるのも少し心配、というのもあります……。
確かに、外部の人に「すべて、あなたの言うとおりです」と言われると、何か、本当は違うものがあるんじゃないの、と思いますよね。でもやっぱり組織は人が作っているから、経営陣、各部署のトップがかわり、仕事の仕方が変わるだけで、あっという間に変わるのでしょうね。
本当にそうですよね。