佐々木かをりのwin-win 素敵な人に会いました、聞きました

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秋池玲子さん

ボストンコンサルティンググループ パートナー&マネージング・ディレクター

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目立ちすぎず、だけれども、いい印象を与える

佐々木

秋池さんは、そういう視点をMITで身につけたんですか? ご家庭ではないのかな、と。

秋池

自分が出来ているかどうかは分かりませんが(笑)。でも、いつの間にか教えてもらったこともあるのかもしれません。文章の工夫は、家庭で教わりましたね。礼儀に則った手紙とか、一方で作文などは誰の真似でもない表現の工夫をするとか、語彙を増やすとか。着るものも、目立ちすぎず、だけれども、いい印象を与える、というようなことは結構うるさく教えられたような気がします。すごくおしゃれなんですよ、母も祖父母も。だから、こういうときは、こういうおしゃれをしたらきっと印象的だとか、こういう場面ではこういうほうがいいとか。

佐々木

それは何歳ぐらいから?

秋池

それは結構、子どものときから。たとえば母って、「女の子だからピンク」などと決め付けてしまうのが嫌で、女の子でも青を着せるとか、男の子でも赤を着せるとか、みたいなのも含めて。

佐々木

好きだなあ。

秋池

別に、人に印象づけようというつもりではないと思うんですけど。でも、それをやっていい場面もあれば、皆で揃えなければいけない場面もあるなどという話を、着るものや、文章や、話し方などについてよく聞かされました。

佐々木

なるほどね。じゃあやっぱり、見せるっていうこと、伝えるっていうことが重要であるということを、すごく心得ていらっしゃったんですね。

秋池

いえいえ、言葉にするほど体系的ではないですけれどね。外資系の企業って、見せ方、伝え方を体系化したトレーニングがありますけど、日本企業はほとんどしていないですよね。「そういうのって人に教わることじゃないし」みたいな。その企業の文化の中で自然にすばらしい方法を身につける人も多いですけれど、自分で学びたい人もいるでしょうから、トレーニングがあってもいいのかもしれないですね。

佐々木

イー・ウーマンで、そういったトレーニング・研修も提供しているんですよ。

秋池

いいですよね。名刺の渡し方とかだけじゃなくてね。

佐々木

そう。仕事の中身だけでなく、見せ方も大切だと思って。

秋池

伝え方、見せ方、大切ですね。今伺っていて思ったんですが、服装も、大事ですよね。

佐々木

きちんともう一回、取締役の服って何だとか、部長になったらこういう服だとか、こんな髪型がいいとか、アクセサリーはこうだ、鞄はこうだ、というのがあってもいいですよね。立派な女性が、若手がどんどん育っていけばいいですね。

秋池

すごく期待しています。佐々木さんとは何度も会っているのに、お互いの話は全然していませんでしたね。

佐々木

そう。きょうもまだまだ話は尽きないので、ぜひこれからも会っていろいろ教えてください。今日はお忙しい中有難うございました。7月24日の第15回国際女性ビジネス会議、楽しみにしています!


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