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私は、家族と友達が宝物であって、さっきの話に戻りますと、今日は夜9時に帰ってきて、本当は全部嫌なことだった。でも、いいことを探そう、と。で、書きました。自分で読みました。ちょっとだけ笑いました。でも、その後ベッドに戻ると、また「ハァーッ」ってなる。メンタルが、それこそ、まだ、そのステージにいっていないんですね。
そのとき、私は誰かに連絡します。だから私のメンタルって、本当はすごく寂しがり屋で、すぐに電話したがるタイプです。で、時々弟に叱られる。「もう眠いんだから、早く切れ」みたいなことを言われるぐらい。ただ、自分は寂しがり屋で、自分は誰かと話さないとダメになる。そういうことを分かっている自分はまだマシだな、と思いますけれどね。
そこで自分の悲しみや痛みを、安全な相手にブチブチ言って、音として自分のストレスを体から少し出して、それでよく寝る、と。
それが終わったら、本当に眠れます。でも逆に、たぶん電話の相手は眠れない。そう言われたんです、母に。すごく長電話をして、「よし、OK。お母さん、ありがとうございます。これで眠れます」と。「あたしがこれから眠れないじゃない」と。
でも、そういう家族がいたり、友達がいたり、それもすごく財産ですよね。体を動かすことはしているの?
去年の夏から、また水泳に戻っているんですけれども、それ以外は、家の中をきれいにしています。あの家はきれいにはならないけど、片付けても。わざと探すんです。
何を探すんですか?
家の中で、仕事を。たとえば「もうダメ、無理」というほどすべてが無理で辛い一日だったら、普通に新聞がきれいに並んでいても、またそれをはずし、これは捨てようかな、ともう一度見たりします。
私、新聞とかを全然捨てられない人なんですね。で、もう一度見て、「この記事がいい」と思って、わざと切り抜いたりして、1~2年ぐらい保存するんです。だから、そうやって探すんです。体を動かしたいけれども、外に出て運動までしないっていうときは、すごく探します、家の細かいところまで。
嫌なことを体から出すために、運動じゃなくて、家の中で体を動かす。それも、体操じゃなくて、いわゆる家事だったり、新聞の切り抜きだったり、とにかく何か体を動かしながら、没頭できることを探す、ということですか。それは初めて聞いた。いいアイディアですね。
効果的ですし、いつの間にか家がきれいになる。
それに、片付いていくと気持ちいいものね。確かに。
そうです。友達に言われますもん。「いつの間にか、きれいになったね」って。ストレスがあったって、バレちゃいます。