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日本にこれからも住み続けるんですか? これからの人生、どんなふうに、どこでって、考えてるのかしら。私はやっぱりインドネシアの大統領への道を歩んでほしいわけだから、それまでにやりたいことがあるんじゃないかと思うし、インドネシアのいろんな政治や政策の仕事がしたいんだろうな、と。
ありますね。ただ、もう外交官の夢は諦めるしかないです。なぜかというと、外国籍を持っている人と結婚しているから、もうなれないっていうことが分かっているんです。試験すら受けることができません。
でも、大統領はできるでしょう?
たぶん大統領はもっと厳しいと思いますよ。
大統領は、夫がアメリカ人じゃダメ、なんてことは、ないんじゃないですか?
アメリカ人っていうより、外国人だからダメなんじゃないですか?でも夫は、だったら……。
インドネシア人に帰化する、でしょう。やっぱり家族で、もうその話が出ているんだ。結構、現実的なプランなんですね。
いやいや。なので、そこはまだ自分でも探している。模索中なんです。
もちろん、政治家の道もあるかもしれないけど、民間でできることもいっぱいあるっていうのも確かですね。
でもインドネシアに帰って、いきなり、ということはできないじゃないですか、政治の世界は。私は、社会と政治学部に入って外交官になるって考えていたけれど、いろいろ変わったんですね。でも実は小さいときから二つだけ変わらないことがあるんです。ひとつは、作家になりたいんですね。これはずっと変わらない。周りの家族も友達も幼なじみも、皆言っています。それだけは変わらないんですよ、ずっと。何でもいいから、私は本をどんどん出したい。まだ全然出していないですけど。そればっかりは全然変わらなくて、今、この、まだ日本にいないといけないっていう立場だから、最近すごく考えているのは、私、何かいいことを日本語で書きたいな、本を出したいな、と思うことと、本のパワーってすごく大きいじゃないですか。
一緒に出しましょうか。
いいですね!本のパワーって、すごいですよね。なので、日本語で何か、それこそ「日本をエンジョイしよう」みたいなポジティブなことを書こうと思うんです。
じゃあ、このwin-win対談を少し膨らませて本にするのはどうですか?
そういうアイディアもありますね。できますか?いいですね。考えたことなかったけど。
いっぱいチャンスがあると思うから、一緒にやっていきましょうよ、何か。