佐々木かをりのwin-win 素敵な人に会いました、聞きました

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須藤政子さん

株式会社ソシエ・ワールド 代表取締役社長

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16歳のときに、この仕事をやろうと決めたんです

佐々木

今日を楽しみにしておりました。須藤社長の生い立ちや、会社のことなど、いろいろお伺いしたいと思っています。まずは、なぜこの道を選んだのか、というところからお伺いしてもよいでしょうか。

須藤

私は16歳のときに、この仕事をやろうと決めたんです。手に職をつけようというのが一番でした。たまたま私が通っていた学校の近くに理容美容の専門学校があり、手に職をつけるのならこれだと。でも美容はややこしいから、理容の方がいいかなと。だから最初は理容師で入ったんです。

佐々木

まず手に職をつけたいと考えたのが、16歳のときだから、高校2年ぐらいですか?

須藤

そうです。高校1年で私は中退しています。学校を辞めているんです。

佐々木

高校1年で学校を中退? それはどうしてですか。

須藤

学校が全然楽しくなかったんです。今は反省していますけど。当時は生意気で、何でみんな学校に来て、マジメに勉強しているんだろうって。それよりも手に職をつけて、自分で生活できる方がいいじゃないかって、子供ながらに考えたんですね。

佐々木

でもそういった自分の意思だけで退学するのって、なかなか。

須藤

準備をして、次の学校を決めて、高校は辞めるって、両親に宣言しました。

佐々木

わ、筋が通ってますね。

須藤

でも家族内で猛反対されて。行くなら一銭もお金は払わないからと言われ、仕方なく、近くのお肉屋さんでアルバイトをしました。焼き鳥とかコロッケを揚げている、田舎のお惣菜屋さんのような店で、働いてお金を貯めました。


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