佐々木かをりのwin-win 素敵な人に会いました、聞きました

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小谷真生子さん

テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』キャスター


子どもに今、教育上やらせたいことは

佐々木

でも、忙しい中、お嬢さんとちゃんと時間も作っていて、素晴らしいです。

小谷

作っています。体調も整えつつなので、正直言って必死です。

佐々木

ある意味で、危機管理でもあると私は思うんです。事前にきちんと計画を立てて、子どもとの時間をつくって、子どもが健全に育っていってくれれば、問題は少ないでしょう。今時間を使わずにいたら、今後、問題が大きくなって時間を取るようになるかもしれない。

小谷

そう。一緒にいる時間が長いと、ふと彼女が漏らす言葉で、今、学校での様子や、彼女が何を考えているのか、何に関心があるのかがわかるの。短い時間でパパッと話をしただけではなかなか分かるものではなくて。

彼女もタイミングをみている。「今、話そうかな?」って考えてるのがわかる。やはり時間を共有していないと絶対に無理なこと。だから土日は極力、一緒の時間を持つようにしています。半分横になっていても、隣にいる、みたいなね。

あとは、最近は少なくなったけれど、お寺に連れて行ったり、お墓参りしたり。 野菜を収穫したり。ボランティアをしたいって言うと、探して連れて行ったりします。

佐々木

取材力、企画力はあるから、ね。

小谷

子どもに今、教育上継続してさせたいことは、日常のとても簡単なことばかり。ご飯を作る、お箸を並べる、ゴミを捨てる、お風呂を洗うといったようなこと。これを子どもに続けさせたいの。

たとえば、食器洗いは私と娘の日々の共同作業なわけです。私が洗っている傍から彼女が拭いて、棚にしまう。初めは嫌々だったけど、最近は、もうそれが自分のルーチンワークだと思っているようです。それ以外の、親としての欲目みたいなものはあるけれども、基本の部分がある程度おさえられていればいいです。

佐々木

生活の基本が身についていれば、そのほかの欲目の部分の追加はいつでもできると思いますよね。


第4話は、2月11日(金)11時サイトアップです。お楽しみに!

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