佐々木かをりのwin-win 素敵な人に会いました、聞きました

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野口聡一さん

宇宙飛行士


地上にいる宇宙飛行士は、宇宙にいる宇宙飛行士の支援をする

佐々木

宇宙飛行士のいろいろな業務と仰っているのは、6月の古川聡さんのミッションのことですか?

野口

はい。6月8日に打ち上げなので、それに向けて最終的な準備、支援体制の確認ですね。我々もその支援のためにロシアの発射基地まで行く予定です。

佐々木

それは何人ぐらいの人が行くんですか?

野口

20人ぐらいですね、日本から行くのは。

佐々木

今は、アメリカにお住まいですが、アメリカでは日々どんな生活をされているんですか?

野口

アメリカでは宇宙飛行士としての能力を維持するための技量維持訓練を続けています。たとえばロボットアームの操縦とか、船外活動とか、そういうのを定期的にやっていないと技量が落ちる、腕がなまるというのを防ぐために、平時でも訓練をしないといけない、と。そういうための訓練が続いているのと、あとは、地上にいる宇宙飛行士は、宇宙にいる宇宙飛行士の支援をする。いろんな形の支援がありますけれども、たとえば打ち上げのときに実際に行って、サポートするのもありますし。

佐々木

どういうサポートをするんですか?

野口

具体的には、今回の場合は家族サポートなんですよね。古川さんの家族に同行して打上げ基地まで行って状況を説明するとか、打上げ前に古川飛行士本人との面会の場を設けるとか。その際には、家族から宇宙飛行士に風邪をうつしちゃったりするようなことがないように気を配ったりすることも大事です。

佐々木

病気がうつらないように18歳未満の子どもとは触れあえないとか、1週間は隔離とか、あの期間の家族サポートということですか?

野口

そういうことです。

佐々木

そうすると、18歳未満の会えないお子さんがいたときには、その子どもたちのケアもあれば、本当に、この19歳のお嬢さんは今日飛行士と会わせても大丈夫かな、というのを第三者として近くにいてご覧になっている、ということもあるわけですか?


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