佐々木かをりのwin-win 素敵な人に会いました、聞きました

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佐藤尚之さん

コミュニケーション・ディレクター/クリエイティブ・ディレクター

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考えたら、メモしても見ないんだ

佐々木

ところで、7月23日から、アクションプランナーを発売しています。佐藤さん、愛用の!

佐藤

愛用してます(笑)。最初は、かをりさんて厚かましいなと思ったんですよ。かをりさんが僕が使っている手帳を見て「こんなのやめなさいよ」って言って、「何だよ!」って。

佐々木

私、そんなこと言った?

佐藤

はい、言いましたよ(笑)。で、「何で?」と思ったら「これがいいわよ」ってアクションプランナー見せられて、くれるのかなと思ったら「買いなさい」って(笑)。確かもう秋くらいで、その年はそれから何ヵ月かしかなかったのに、それでもなんとなく買う流れになって、使い始めて、今1年半くらいかな? ようやく使えてきました、だんだん。いろんな試行錯誤をしましたけど。でも、自分でアクションプランナーを使って何が変わったかっていうと……。

佐々木

あ、「自分の予約をしはじめた」って言ってなかった?

佐藤

そう、自分を予約する。自分で自分の時間のアポを取る。時間が帯で見えるからそれもやりやすいんですよね。そこが特によくて。

佐々木

この週はこうなんだ、この月は、この季節はこうなんだっていうのが見えるからね。

佐藤

あと、ここ2時間空いているんだったら、こうしよう、ということがすべて視覚的にシンプルに見えてくるのは、とてもありがたいです。アクションプランナーを使う前は、左に1日の時刻が書いてあって、右がメモ帳っていうものを使っていたんです。でも、アクションプランナーはメモ帳部分がない。最初はそれがどうかなぁと思っていたんだけど、でも、考えたら、メモしても後であまり見ないということに気がついて。しかも、そのメモも短くしてそれを思いついた時間枠の中に書いておいた方がよくわかる。

佐々木

メモとか手帳って、私、思うんだけど、お客様の前でとっていないと困るよね。ふーんて聞いて、何もしていないとね。だから、そういうのでとるとか、自分の行動とは関係ない、相手がこういうふうに動いたんです、という数字とか、そういうものの記録はどこか違うところにするけれども、自分の行動に関係する手帳にメモを書いても、あまり意味がないかな、と私は思うんですよね。

佐藤

ただ、僕、独立したじゃないですか。独立後、今、オフィスもってないんですよ。ノマド的な働き方を目指しているので。で、そうなると空いている時間に次々と予定を入れていくようになっちゃうんです。1時間あいていると居場所がなくて困る。スタバやタリーズもだんだん飽きてくる。そうなると「あ、じゃあ、ここにあの打ち合わせ入れさせてもらおう」というようにどんどん空き時間を埋めるようになる。そうすると、結果的に、すごく忙しくなるんですよね。それは困った。

佐々木

そういうふうに言う人、いる。空いているところが見えて、どんどん仕事をして忙しくなったっていう人もいる。収入2倍になった、とか。


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