佐々木かをりのwin-win 素敵な人に会いました、聞きました

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佐藤尚之さん

コミュニケーション・ディレクター/クリエイティブ・ディレクター

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10年後に何をやっているか、自分で分からないふうにしていたい

佐々木

これから、どういうふうに生きていきましょう?

佐藤

僕は80歳ピーク説なので、まだまだずっと成長途上だし、もっともっと遅咲きでしょう。まぁでも、そのころ何やっているかは別にして、コミュニケーションの世界は、一回、テクニックというかテクノロジーが分かったから…。

佐々木

一緒にやりましょう。

佐藤

ぜひぜひ。でも、分かったんですけど、いろんな技術が身について、また他のことを始めて素人に戻ったりして、そういうのを繰り返して、10年後に何をやっているか、自分で分からないふうにしていたいし、そのほうが面白い。飽きっぽいんだと思うんですよね、僕。

佐々木

私も。

佐藤

でも、お店は前に行った店に行きますよね、かをりさん。

佐々木

あれは私、1軒しか知らないから。

佐藤

でも僕は1回行った店には意外と行かなくて、次々に変えていきます。同じ店にも行きますけど、基本的には新規店に行く。そういう性格なところがあります。だからちょっと面白そうなことがあると、何にでも手を出す。

佐々木

気持ちとしては私も同じだけれど、でも、今、私、下の子が小学生、12歳なので、ここ10~12年の生活には、すこし制限をかけてた気がしますね。で、そろそろいいかなとおもったら、今、母が入院ですから、またちょっと制約がかかっている。だから子どもの年齢や家庭状況って大きいと思っているんです。

佐藤

それは本当にそのとおりです。その辺、男は贅沢させてもらっている場合が多くて申し訳ない…。でも、なんというか、生活や暮らしでかかわることを全部「仕事」にしていくと、全部オフィシャルになるので、比較的動きやすくなりますよね。そういうのがいいな。そしてそれらが全部一貫して「自分」になっていく。


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