最悪の事態を想定し、最善の措置を講じるのが危機管理
総理大臣秘書官、警察庁総務審議官、警察庁警備局長など国家レベルでの危機管理を経て、現在は企業や個人の危機管理のコンサルティングを行っている金重凱之さん。テロ、犯罪、自然災害など、私たちの回りある危機に、どう対応していったらいいのか。今、まさに聞きたい対談です。
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- 金重凱之
株式会社国際危機管理機構
代表取締役社長
1969年京都大学法学部卒業、警察庁入庁。その後、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)修了。在米日本大使館一等書記官、警視庁第一方面本部長、防衛庁防衛局調査第一課長などを経て、内閣総理大臣秘書官(3代の総理「細川首相、羽田首相、村山首相」に仕えた秘書官は史上初)。1997年警察庁総務審議官(現 総括審議官)、 1999年警察庁警備局長(「九州・沖縄サミット」警備の統括指導)。 2001年株式会社電通顧問。 2002年東京都参与。2003年に株式会社国際危機管理機構、2006年に都市開発安全機構を設立して代表取締役社長。2009年「核物質管理功労者」として文部科学大臣賞受賞。これまで上場企業を含む100社以上の危機管理の実績がある。近著として『会社のための災害対策マニュアル作成術』(日経BP社刊)がある。
※プロフィールは対談公開時(2011年8月)のものです。